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小江誠司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 15:43 UTC 版)

小江 誠司
(おごう せいじ)
生誕 1963年
国籍 日本
研究分野 錯体化学
触媒化学
生物無機化学
有機金属化学
研究機関 九州大学
出身校 東京理科大学
総合研究大学院大学博士課程
主な業績 小江触媒の開発、貴金属を使わない水素活性化酵素の結晶構造の解明など
主な受賞歴 #受賞歴参照
プロジェクト:人物伝
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小江 誠司(おごう せいじ、1963年[1] - )は、日本化学者九州大学大学院工学研究院応用化学部門教授。九州大学小分子エネルギーセンターセンター長。九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所主幹教授[2]広島県尾道市出身[1]

主な略歴

  • 1991年(平成3年) 東京理科大学理学部第一部応用化学科卒業
  • 1993年(平成5年) 東京理科大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
  • 1996年(平成8年)
  • 2001年(平成13年) 名古屋大学物質科学国際研究センター助手
  • 2002年(平成14年) 大阪大学大学院工学研究科物質生命工学専攻助教授
  • 2005年(平成17年) 九州大学未来化学創造センター教授
  • 2008年(平成20年) 常温、常圧の水中で水素から電子を取り出すニッケル系分子触媒(小江触媒)の開発に世界で初めて成功[3]
  • 2009年(平成21年) 九州大学大学院工学研究院応用化学部門教授
  • 2010年(平成22年) 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) PI(併任)
  • 2011年(平成23年) 安価なニッケルを触媒に使った燃料電池の開発に成功[3]
  • 2012年(平成24年) 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) LPI(併任)
  • 2013年(平成25年) 貴金属使わない燃料電池向け触媒の開発に成功[4]
  • 2014年(平成26年) 九州大学小分子エネルギーセンターセンター長(併任)
  • 2014年(平成26年) 白金触媒の能力をはるかに超える水素酵素(ヒドロゲナーゼ)電極の開発に成功[5]
  • 2017年(平成29年) 水素と一酸化炭素を燃料とする燃料電池触媒の開発に成功[6]
  • 2017年(平成29年) 燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功[7]

主な所属学会

  • 日本化学会
  • アメリカ化学会
  • アメリカ科学振興協会
  • 錯体化学会
  • 触媒学会など

受賞歴

  • 2008年(平成20年) 日本学術振興会賞(第5回)
  • 2012年(平成24年) 日本化学会学術賞(第30回)
  • 2013年(平成25年) 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)

脚注




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