小倉伸吉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/13 03:42 UTC 版)
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 | 1884年11月20日 日本 宮城県仙台市 |
| 死没 | 1936年11月1日（51歳） |
| 出身校 | 東京帝国大学 |
| 学問 | |
| 研究分野 | 海洋学、天文学 |
| 研究機関 | 東京天文台・日本海軍水路部 |
小倉 伸吉（おぐら しんきち、1884年11月20日[1] - 1936年11月1日）は、日本の海洋学者、潮汐学者。
経歴
1884年、宮城県仙台生まれ。東京帝国大学理学部星学科を卒業。
1908年から1918年まで、東京天文台に勤務。後に海軍水路部に勤務し、航海天文学や潮汐表の研究をした。1928年、東京大学に学位論文「瀬戸内海の潮流の研究 」を提出して理学博士号を取得。
受賞・栄典
研究内容・業績
- 日本近海の潮汐について広く調査して初めて厳密な記述で論文を記した。また「オグラ表」なる天測表を考案し、それは世界で用いられた。
家族・親族
著書
- 小倉伸吉編 『誰にも必要な星の図』 現代之科学社ほか、1913年。
- 小倉伸吉 『潮の理 : 通俗解説』 現代之科学社ほか、1914年。
- 小倉伸吉 『潮の理 : 通俗解説 改訂増補版』 大鐙閣、1923年。
- 小倉伸吉 『潮汐』 岩波書店〈岩波全書〉、1934年。
脚注
- ^ 『人事興信録 10版 上巻』（人事興信所、1934年）オ18頁
- ^ 恩賜賞・日本学士院賞・日本学士院エジンバラ公賞授賞一覧（日本学士院）
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