姜徳相とは? わかりやすく解説

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姜徳相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 06:01 UTC 版)

姜 徳相(カン・ドクサン、강덕상、1932年2月15日 - 2021年6月12日)は、日本統治時代の朝鮮出身の歴史学者。朝鮮近現代史の第一人者の一人として知られる[1]。専門は朝鮮独立運動関東大震災時の朝鮮人虐殺の研究では先駆的な役割を果たした[2][3][4]一橋大学教授、滋賀県立大学名誉教授[5]。国籍は韓国


注釈

  1. ^ 姜徳相が亡くなってから2年後の2023年9月4日、横浜市の市民団体「関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」が当該文書の存在ならびに内容を公表した[4][7]

出典

  1. ^ a b 『中日新聞』1989年4月5日付夕刊、二社、8頁、「国立大に在日韓国人教授 姜さん国籍の壁越え 一橋大」。
  2. ^ a b c 姜徳相さん死去 朝鮮人虐殺研究”. 東京新聞 (2021年6月13日). 2024年6月28日閲覧。
  3. ^ a b c 森田真奈子 (2020年9月25日). “姜徳相 滋賀県立大名誉教授・歴史学者”. 東京新聞. 2024年6月28日閲覧。
  4. ^ a b c 森田真奈子 (2023年9月5日). “「朝鮮人145人虐殺」神奈川県が国に報告か 政府の「記録なし」説明覆す 関東大震災2カ月後に作成の文書”. 東京新聞. 2024年6月28日閲覧。
  5. ^ a b c 歴史学者・姜徳相さん死去 在日韓国人初の国立大教授」『朝日新聞』、2021年6月12日。2021年6月14日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 姜徳相(カン・トクサン)教授略歴” (PDF). 一橋論叢 (1996年2月). 2021年6月14日閲覧。
  7. ^ 森田真奈子 (2023年12月25日). “<2023かながわ 取材ノートから>(5)関東大震災虐殺 内務省宛て文書公表 行政の向き合い方、いかに”. 東京新聞. 2024年6月28日閲覧。
  8. ^ 「関東大震災 朝鮮人虐殺」の研究家 姜徳相氏が死去”. WoW!Korea. エイアイエスイー (2021年6月12日). 2021年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月12日閲覧。
  9. ^ <在日社会>在日韓人歴史資料館・東京にオープン 東洋経済日報 2005/11/25
  10. ^ 民団新聞 対談・「在日」の過去から未来を展望する(04.1.1)(04.01.01)[1]
  11. ^ 韓国併合100年でシンポ、「真の和解」向け歴史認識の転換呼び掛け:神奈川新聞[2]
  12. ^ a b 民団新聞 在日の歴史教科書作り 事実風化させず未来へ(04.11.17)[3]
  13. ^ 民団新聞 <歴史資料館5周年シンポ>「新しい100年」創造へ [4]
  14. ^ 『統一評論』524号(2009年6月) コリアン・ジェノサイドの真相解明を――関東大震災朝鮮人虐殺ソウル・シンポジウム より
  15. ^ 民団新聞 「3・1独立運動」から学ぶ(03.03.05)[5]


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