天使と罪の街 (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/22 06:47 UTC 版)
天使と罪の街(原題:Narrows[注釈 1])は、マイケル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズの10番目の作品である。前作に引き続き、ボッシュが私立探偵として事件を捜査する。内容はノンシリーズ『ザ・ポエット』の続編となっている。
注釈
- ^ 原題『Narrows』とは、ロサンゼルス川の氾濫によるロサンゼルス市の被害を防ぐために、1938年に建設されたコンクリートの水路のことであり、本作の最終盤でボッシュと詩人が格闘する場所である[1]。
- ^ 作品上巻13章にある新聞記事で、6名の失踪が時系列に書かれており、最後の失踪が「昨年」で2003年であることから、本作は2004年の捜査を描いていることが分かる。[独自研究?]
- ^ このくだりが意味ありげに書かれているが、次作『終決者たち』[2]でボッシュが保護観察官のオフィスを訪ねた際にそこに彼女の写真が貼られているを見つけ、彼女がキャシー・ブラックという名前だと知るシーンがある。そこで読者は彼女がノンシリーズ『バッドラック・ムーン』[3]の主人公であることを知ることになる。[独自研究?]
出典
- ^ “Connelly channels L.A. in 'Narrows'” (英語). USA TODAY. 2022年4月12日閲覧。
- ^ マイクル・コナリー (2007). 終決者たち. 講談社文庫
- ^ マイクル・コナリー (2001). バッドラック・ムーン. 講談社文庫
- ^ “Mike Connelly talks about THE NARROWS to Ali Karim for Shots ezine” (英語). Shots Ezine. 2022年4月12日閲覧。
- ^ “Blue Neon Night”. Harry Bosch Wiki. 2022年4月22日閲覧。
- 1 天使と罪の街 (小説)とは
- 2 天使と罪の街 (小説)の概要
- 3 受賞歴
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