大串章とは? わかりやすく解説

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大串章

大串章の俳句

今年竹空をたのしみはじめけり
切株に冬日二段の鋸の跡
大ひまはり花壇の外に咲いてをり
山の湖満月箔を伸ばしけり
年とつて優しくなりぬ龍の玉
春の旅海から山へ入りけり
木守柿勝残りしや破れしや
水平線大きな露と思ひけり
水打つや恋なきバケツ鳴らしては
水鳥の混沌として暮れにけり
流れ来しやうに鳥の巣掛かりをり
父の骨冬田の中を帰りけり
秋雲やふるさとで売る同人誌
耕して高き欅を野に残す
耕人に傾き咲けり山ざくら
苗代に歳々の顔うつし老ゆ
落鮎の夕日を引いて釣られけり
薄氷をたたき割りたる山の雨
赤人の富士を仰ぎて耕せり
酒も少しは飲む父なるぞ秋の夜は
野遊びの終り太平洋に出づ
雪の日の美濃も信濃もなく暮れぬ
青あらし神童のその後は知らず
風花は雪か花かと翁さぶ
鮟鱇の句ばかり詠んでまだ食はず
 

大串章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 00:57 UTC 版)

大串 章(おおぐし あきら、1937年昭和12年)11月6日 - )は、日本の俳人佐賀県出身。




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