夏井睦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夏井睦の意味・解説 

夏井睦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 01:29 UTC 版)

夏井 睦(なつい まこと、1957年5月4日[1] - )は、日本医師である。専門は形成外科。「創傷熱傷湿潤療法」を提唱しており、2001年より開設したホームページや、著作、講演会などで普及に努めている[2]。東京、なついキズとやけどのクリニック院長。白色ワセリンを塗って覆うことで、痛みも少なく、早く治るという方法である。外科での手術の研修を経て形成外科医となり湿潤療法に出会った。子供の頃より、なおピアノを嗜んでおり、音楽家のホロヴィッツを神としている。またコンピュータと情報共有の思想との相乗作用を起こし、湿潤療法や貴重な楽譜の普及につながった。


  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』読売新聞社、2016年、378頁。
  2. ^ a b c d e f ねりま人#110 夏井睦さん”. “ねりま大好き!”練馬観光協会 (2015年12月1日). 2016年3月17日閲覧。
  3. ^ a b 桑原恵美子 (2009年9月10日). “書籍「傷はぜったい消毒するな」が売れる理由”. 日経トレンディネット. 2018年6月10日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 夏井 睦院長の独自取材記事(なつい キズとやけどのクリニック)”. ドクターズ・ファイル (2017年10月16日). 2018年6月10日閲覧。
  5. ^ a b c d e 思想は言葉のみで表現される 夏井睦”. BOOKSCAN. 2018年6月10日閲覧。
  6. ^ a b c 夏井睦「「星条旗よ永遠なれ」 ピアノの神・ホロヴィッツとの出会い 生涯挑み続けたい「アイガー北壁」」『日本医事新報』第4631号、2013年1月26日、 98頁。
  7. ^ a b c d e f 『傷はぜったいに消毒するな』
  8. ^ 初版1995年、ISBN 4-89269-222-0穴沢貞夫、倉本秋『ドレッシング―新しい創傷管理』へるす出版、2005年、改訂版。ISBN 4-89269-499-1
  9. ^ a b 『医療の巨大転換を加速する』
  10. ^ a b 『さらば消毒とガーゼ』
  11. ^ はじめに WrapTherapy for pressure ulcers、2010年1月1日
  12. ^ a b c 夏井睦 (2004年1月12日). “『これから』のそれから”. 週刊医学界新聞 2567号. http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2567dir/n2567_05.htm#07 2018年6月10日閲覧。 
  13. ^ 松村由利子 (2003年6月16日). “傷の手当、常識が変わる治療法 医療用の被覆材使う―早く傷も目立たず治癒”. 毎日新聞: p. 12面 
  14. ^ Field FK, Kerstein MD (January 1994). “Overview of wound healing in a moist environment”. Am. J. Surg. 167 (1A): 2S–6S. PMID 8109679. 
  15. ^ 「湿潤療法のためのゲリラ戦」『環』第56号、2014年、 200-204頁。
  16. ^ a b 夏井睦、堀口三恵子「巻頭インタビュー 簡単!痛くない!早くキレイに治る! 患者と一緒に進化させた「湿潤治療」」『医道の日本』第68巻第10号、2009年10月、 11-21頁、 NAID 40016845143
  17. ^ “13日トーハン調べ 新書・ノンフィクション”. 東京新聞: p. 18面. (2014年5月17日) 


「夏井睦」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夏井睦」の関連用語

夏井睦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夏井睦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夏井睦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS