命の壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:39 UTC 版)
「パシフィック・リム (映画)」の記事における「命の壁」の解説
イェーガーが次々と撃破され始めたため、各国が対怪獣の新たな対抗手段として生み出した巨大な壁、それが、対怪獣防護壁(英:Anti-Kaiju Wall)であり、またの名を「沿岸防護壁(英:Coastal Wall)」、あるいは「命の壁(いのちのかべ、英:Wall of Life)」という。海岸沿いを覆い尽くし、怪獣の侵攻を阻止することが目的である。イェーガーを次々と建造するよりもコストが比較的安く済むが、これもパワーアップしていく怪獣相手では有効な対策手段にはならなくなっている。 作業現場で作業員は命綱すら付けずに作業しており、死傷者が出てもすぐに代わりが用意される(特に、壁の最上段からの転落事故は頻繁に発生している)など、労働環境は良いとは言えない。完成の目処すら立っていないことから、完成予定日にも「永遠に無理!」と落書きされている。 作中で1時間足らずで突破された上イェーガーを持ったままでも飛行できる怪獣が登場したため、それ以降は防衛の意味を失ってしまった。
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