古代亀石

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古代亀石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/02 07:13 UTC 版)

古代亀石（こだいかめいし）は福島県田村市都路町岩井沢字馬酔木沢にある巨石^[1][2]。国有地内にある^[1]。

伝承

古代亀石の大きさは高さ10.7m、周囲50.5m、重量2,800tである^[1][2]。「鶴は千年、亀は万年」にあやかって崇拝され石には注連縄がかけられた^[1][2]。石の上部には天狗が降りた際の足跡が残るとの言い伝えがある^[1][2]。

地質

福島県田村市の周辺地域には花崗岩とみられる巨大な岩塊、巨石が多数存在していることが知られている^[3]。2023年（令和5年）、田村市東部産業団地の整備予定地で巨大な岩塊が出土し、市の試算では体積計約1万4000立方メートル以上、総重量3万6400トン以上とみられ、工事請負契約が当初の2倍超の約6億9900万円となった^[3]。

脚注

1. ^ ^{a b c d e} “田村市周遊観光パンフレット”. 福島県田村市. 2023年11月23日閲覧。
2. ^ ^{a b c d} “福島 12 市町村観光資源マップ”. 復興庁. 2023年11月23日閲覧。
3. ^ ^{a b} “調節池を造成しようとしたら…巨石がゴロゴロ! 福島・田村の産業団地、工事費は倍以上に”. 河北新報. 2023年11月23日閲覧。