八尾恵とは? わかりやすく解説

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八尾恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 06:35 UTC 版)

八尾 恵(やお めぐみ、1955年 - )は、よど号グループ柴田泰弘の元妻、兵庫県尼崎市出身[1]有本恵子拉致実行犯のひとり[2]


注釈

  1. ^ 八尾恵は、2000年時点で金正日の「日本革命テーゼ」について文書自体は携帯していなかったが、その全文を暗記していた[6]
  2. ^ 当時は1988年ソウルオリンピックの直前であり、世界中の情報機関が北朝鮮によるテロリズムを防止するため協力していたので、欧州でキム・ユーチョルという北朝鮮工作員と行動をともにした日本人が今また日本に戻り、横須賀で活動していることが判明したので警察は八尾恵をマークするようになった[7]。1983年8月の有本恵子の拉致は、キム・ユーチョルの指示の下で行われた[8]
  3. ^ この件については、浅野健一率いる「人権と報道・連絡会」などが八尾の救援にかかわったものの、実は「よど号」グループの一味だったことがのちに判明し、支援者の多くは愕然としたという。
  4. ^ このとき、有本恵子の両親は、八尾に対し、きわめて優しく対応した[11]

出典

  1. ^ a b c 「有本恵子さん」の母親、嘉代子さん逝去 優しかった「八尾恵」への対応 1(『デイリー新潮』2020年2月11日掲載)
  2. ^ a b 八尾(2002)
  3. ^ a b c 八尾(2002)p.13-
  4. ^ a b c 高世(2002)pp.258-260
  5. ^ a b 救う会 (2013年6月20日). “「よど号犯による拉致事件を考える 東京連続集会73」全記録”. 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会. 2022年2月28日閲覧。
  6. ^ a b 救う会 (2013年6月20日). “「よど号犯による拉致事件を考える 東京連続集会73」全記録 (1)よど号犯は労働党の手先政党、自主革命党の党員を増やすために拉致”. 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会. 2022年2月28日閲覧。
  7. ^ a b 救う会 (2013年6月20日). “「よど号犯による拉致事件を考える 東京連続集会73」全記録 (3)よど号犯が、自衛隊員によるクーデターの準備も”. 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会. 2022年2月28日閲覧。
  8. ^ 荒木(2002)pp.195-197
  9. ^ a b c 高世(2002)pp.295-296
  10. ^ a b c 第183回国会(常会) 「日本国内に在住する拉致実行犯に関する質問主意書」
  11. ^ a b 「有本恵子さん」の母親、嘉代子さん逝去 優しかった「八尾恵」への対応 2(『デイリー新潮』2020年2月11日掲載)
  12. ^ 第186回国会 衆議院 予算委員会 第8号 平成26年2月14日


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