侵襲とは? わかりやすく解説

しん‐しゅう〔‐シフ〕【侵襲】

読み方:しんしゅう

[名](スル)

侵入し、襲うこと。

医学で、生体の内部環境恒常性を乱す可能性がある刺激全般をいう。投薬注射手術などの医療行為や、外傷・骨折感染症などが含まれる


侵襲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 08:23 UTC 版)

侵襲(しんしゅう、英語: invasion)とは、皮膚を破ったり、何らかの医療機器を体内に挿入したりすることを意味する医学用語であるが、何らかの害を及ぼす要因によって生体内の恒常性を乱す事象全般を指す用語としても使われる[1]。しかしながら、侵襲的処置の中で投与が行われる場合(それに何らかの手技が必要となる場合)を除き、医薬品は含まれないとする説もある[2]。英語では、形容詞の「invasive」として使われるケースが多い。その対義語は「非侵襲的(non-invasive)」である。


  1. ^ Rudnick, Abraham (2011-06-01). “On the Notion of (Medical) Invasiveness” (英語). Health Care Analysis 19 (2): 99–106. doi:10.1007/s10728-010-0149-5. ISSN 1573-3394. https://doi.org/10.1007/s10728-010-0149-5. 
  2. ^ Cousins, Sian; Blencowe, Natalie S.; Blazeby, Jane M. (2019-07-01). “What is an invasive procedure? A definition to inform study design, evidence synthesis and research tracking” (英語). BMJ Open 9 (7): e028576. doi:10.1136/bmjopen-2018-028576. ISSN 2044-6055. PMID 31366651. https://bmjopen.bmj.com/content/9/7/e028576. 
  3. ^ a b 浩一, 末廣「低侵襲血行動態モニターを用いた輸液管理」『日本臨床麻酔学会誌』第38巻第4号、2018年、496–503頁、CRID 1390001288063020416doi:10.2199/jjsca.38.496 
  4. ^ a b 低侵襲性拍動下冠動脈バイパス術(MIDCAB) | 時事用語事典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2023年8月4日閲覧。


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