中所得国の罠
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中所得国の罠(ちゅうしょとくこくのわな、英:middle income trap)は、開発途上国(発展途上国)が一定規模(中所得)にまで経済発展した後、成長が鈍化し、高所得国と呼ばれる水準には届かなくなる状態ないし傾向を指す通称。2007年に世界銀行が『東アジアのルネッサンス』にて、同現象を形容する言葉として用いたのが初出である[1][2]。
- ^ a b c d e 内閣府「世界経済の潮流 2013年II」中所得国の罠の回避に向けて 内閣府
- ^ a b c 「中所得国の罠と所得格差の是正 」 大泉啓一郎 2014年07月01日 日本総研
- ^ a b 金融経済用語集「中所得国の罠」 iFinance
- ^ “Seminar on Asia 2050”. Adb.org (2011年10月18日). 2014年8月11日閲覧。
- ^ “Asia 2050: Realizing the Asian Century”. Adb.org (2013年5月9日). 2014年8月11日閲覧。
- 1 中所得国の罠とは
- 2 中所得国の罠の概要
- 3 概要
- 4 脚注
「中所得国」の例文・使い方・用例・文例
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