中国の赤い星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 21:57 UTC 版)
『中国の赤い星』(ちゅうごくのあかいほし、英語: Red Star over China, 中国語: 红星照耀中国)は、国民党軍に追われていた毛沢東が書かせた中国共産党の宣伝本の一つ。1937年にエドガー・スノーによって著された書籍の名称であり、 パール・S・バックの『大地』と併せて、欧米での中国共産党への共感増加に最も影響を与えた[1]。中国共産党を過度に美化した内容であり、創作と批判されることになるが、出版当時の欧米諸国での中国に対する認識を180度変え、戦後も途中まで世界に「毛沢東に対する幻想」を抱かせた。著者のスノーは中国の「老朋友」第1号になり、文化大革命期も毛から饗されている[2]。
- ^ Har」ld Is, Scratches on Our Minds, (New York: John Day, 1958; rpr. White Plains, 1989): 155 n. 71, 162-163.
- ^ a b c d 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 (2024年3月30日). “「謝々、李在明」【萬物相】”. www.chosunonline.com. 2024年3月30日閲覧。
- ^ 石川禎浩『赤い星は如何にして昇ったか』p164~p165
- ^ 『中国の赤い星』増補改訂版(エドガー・スノー、筑摩書房、エドガー・スノー著作集2) 1972年初版/
- ^ 極端に割れる米国の中国報道 アメリカと中国 -- 朝日新聞GLOBE
- ^ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 (2019年1月28日). “【萬物相】文在寅大統領のぼっち飯”. www.chosunonline.com. 2024年3月30日閲覧。
- ^ “文在寅大統領訪中時の「一人飯」は中国人を感動させたと主張する韓国野党”. www.chosunonline.com. 2024年3月30日閲覧。
- ^ “国際社会で文大統領が「仲間外れ」、一人飯外交や写真も入れず”. ライブドアニュース. 2024年3月30日閲覧。
- 1 中国の赤い星とは
- 2 中国の赤い星の概要
- 3 参考文献
- 中国の赤い星のページへのリンク