上杉謙信女性説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 01:50 UTC 版)
上杉謙信女性説(うえすぎけんしんじょせいせつ)は、昭和43年(1968年)に小説家八切止夫が提唱した越後国の戦国大名上杉謙信が実は女性であったのではないかとする仮説である。八切説自体については上杉謙信女性説の先鞭をつけたというだけで特に歴史的新発見があるわけでもなく、所々で創作に近いと思われるような表現も見受けられ、どちらかと言うと女性説を反証するためのレトリックとして使われる傾向があるが、八切説は上杉謙信女性説自体とは同義ではない。逆に文献の解釈が分かれる謙信の死因についても「厠で脳溢血で倒れた」という、江戸時代の軍学者一人の論拠の乏しい仮説がさも事実であるかのように一部で受け入れられてもいるがその根拠となる文献は存在しない。
- ^ 『隠匿の日本史』(日本シェル出版、1982年)の「謙信はスペインで女だった」
- ^ a b 『隠匿の日本史』(日本シェル出版)の「赤だし謙信」内の記述。「さて大虫とはアンネ、つまり「赤」という連想から、ショウユを紫というごとく、「赤ミソを大虫」といういいかたもある。」
- ^ 『日本意外史 八切日本史別巻』(番町書房)
- ^ 石川賢『魔空八犬伝』第1巻 徳間書店、1992年12月20日、197頁。ISBN 4-19-832122-1
- ^ “アフリカ座『KAI OF THE TIGER ~武田信玄~』公演情報”. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “アフリカ座さんはTwitterを使っています 「アフリカ座第19回公演 『KAI OF THE TIGER 』 本公演のスタッフクレジット、配役、キャスト情報・劇団の今後の予定を掲載したデジタル当日パンフレットです”. 2021年6月23日閲覧。
- ^ asahi.com(朝日新聞社)トラベル:GACKTが語る戦国武将の「心の旅」
- 1 上杉謙信女性説とは
- 2 上杉謙信女性説の概要
- 3 女性説の根拠
- 4 創作作品
- 5 脚注
固有名詞の分類
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