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三好市

読み方:ミヨシシ(miyoshishi)

所在 徳島県

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。


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三好市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/09 07:26 UTC 版)

みよしし
三好市
Flag of Miyoshi Tokushima.JPG
三好市旗
Miyoshi Tokushima chapter.svg
三好市章
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 徳島県
団体コード 36208-5
面積 721.48km²
総人口 29,162
推計人口、2012年1月1日)
人口密度 40.4人/km²
隣接自治体 美馬市美馬郡つるぎ町
三好郡東みよし町那賀郡那賀町
香川県:観音寺市三豊市
仲多度郡まんのう町
愛媛県:四国中央市
高知県:香美市長岡郡大豊町
市の木 もみじ
市の花 さぎそう
めじろ
三好市役所
所在地 〒778-8501
徳島県三好市池田町シンマチ1500番地2
外部リンク 三好市 公式サイト

三好市位置図(徳島県)

― 市 / ― 町・村
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三好市(みよしし)は、徳島県2006年平成18年)3月1日三好郡三野町(みのちょう)、池田町(いけだちょう)、山城町(やましろちょう)、井川町(いかわちょう)、東祖谷山村(ひがしいややまそん)、西祖谷山村(にしいややまそん)が合併新設合併)、市制施行して誕生した。三野町は飛び地となっている。

目次

地理

徳島県の最西端に位置し、香川県愛媛県高知県と接する山間過疎地域。
剣山(つるぎさん)、吉野川など、西日本四国を代表する山河が揃い、豊かな自然に恵まれている。
しかし、南部と北部山地は土砂崩れや落石が多く、荒天時には注意したい。年平均気温の平年値は、池田町新潟市群馬県前橋市と同等、東祖谷京上で仙台市秋田市と同等である。年降水量は瀬戸内海に近い北部では1500mm以下の地域が多く、四国山地にあたる南部では2000mmを越える。 冬季には、積雪や路面凍結が見られ、一部の道路が冬季通行止めになる。県面積の1/6を占める県内最大面積の市町村だが、可住地面積はそのうち僅か13%である。三野町は三好郡東みよし町をはさんだ飛び地である。

  • 湖沼:池田ダム湖、野鹿池(のかのいけ)
  • 荘園:田井荘(西園寺氏の領地。現在の井川町西井川以西)、井川荘(井川町辻付近)

市役所支所間の距離

三野総合支所 ←10km 15分→ 井川総合支所 ←7km 10分→ 本庁(池田町) ←13km 20分→ 山城総合支所 ←20km 35分→ 西祖谷総合支所 ←15km 25分→ 東祖谷総合支所

歴史

  • 12世紀後半の屋島の合戦に敗れた平家の落人伝説が残る。井川町の地福寺を経由し、祖谷地方へ落ちたと言われている。
  • 16世紀後半、三好郡を拠点にした三好氏が短期間ながら室町幕府を支配した。この三好氏や三好郡が全国各地の三好姓の発祥と考えられている。
    同時期に大西氏が白地城を拠点にしたが、三好氏の衰退後は土佐国より長宗我部氏が侵攻し白地城を明渡した。その結果、長宗我部氏の四国統一の拠点となった。
  • 1842年12月、山城谷村百姓今治藩領へ逃散し、今治藩主松平勝道の関与もあって徳島藩に要求を認めさせて帰村した(山城谷一揆)。
  • 1843年1月4日、今治藩領で聞いた年貢と三好郡代が伝えた年貢が異なることと、かねてから煙草行政への不満が高まっていたことにより、山城谷村で組頭庄屋を打ち壊しに向かう動きが起こり、打ち壊しは加茂山村、中庄村、西庄村、井内谷村、井川村、足代村、漆川村、大利村、太刀野山村、美馬郡阿波郡麻植郡へと連鎖した。23日には祖谷山村の百姓が高知藩領へ逃散した。(上郡一揆)

沿革

三好市章
2006年3月1日制定
  • 860年美馬郡北西部を三好郡として分割。
  • 1889年明治22年)10月1日
    • 清水村、加茂野宮村、勢力村、芝生村、太刀野村、太刀野山村が合併(新設合併)して三野村が誕生。
    • 池田村が池田町と合併(新設合併)して池田村が誕生。
    • 州津村、西山村が合併(新設合併)して箸蔵村が誕生。
    • 白地村、馬路村、佐野村が合併(新設合併)して佐馬地村が誕生。
    • 中西村、漆川村、中津川村、松尾村、大利村、川崎村が合併(新設合併)して三縄村が誕生。
    • 西宇村、上名村、下名村が合併(新設合併)して三名村が誕生。
    • 美馬郡祖谷山村が分離して美馬郡東祖谷山村、美馬郡西祖谷山村が誕生。
  • 1905年明治38年)10月1日
    • 池田村が池田町として町制施行。
  • 1924年大正13年)1月26日
    • 三野村が三野町として町制施行。
  • 1950年昭和25年)10月1日
    • 美馬郡の東祖谷山村と西祖谷山村が三好郡に編入。
  • 1956年昭和31年)9月30日
    • 池田町が箸蔵村を編入。
    • 山城谷村と三名村が合併(新設合併)して山城町として町制施行。
  • 1959年昭和34年)
    • 3月31日 池田町が三縄村、佐馬地村と合併(新設合併)して新・池田町が誕生。
    • 4月1日 辻町と井内谷村が合併(新設合併)して井川町として町制施行。
  • 2006年平成18年)3月1日


合併に至る経緯

  • 2002年平成14年)2月、(当時の)三好郡6町2村で「三好郡合併問題研究会」を設立した。しかし、小さな枠組みを望む東部4町と、大きな枠組みを望む西部2町2村の隔たりは大きく、三好郡全体の合併に向けた法定の合併協議会を設立することは出来なかった。この時点で、東部の井川町は合併の枠組みに関して明言を避けていた。西部の西祖谷山村も合併の是非に関して明言を避けていた。
  • 2003年平成15年)7月、三好郡西部2町2村が、井川町の合流による市制を望み「市制を目指す協議会」を発足。しかし、井川町が東部の枠組みを選択したため西部中心の市制は不可能になり、「市制を目指す協議会」は解散した。合併の枠組みは、「東部4町」と「西部2町2村」で確定し、それぞれ法定の合併協議会を設立して協議を進めることになった。「西部」では、「東部」と「西部」がそれぞれ合併した後に、「東部」に「西部」が合流する再合併を求める声もあった。
  • 2004年平成16年)9月、「西部2町2村」では人口の6割以上を占める池田町への一極集中を懸念する声が山城町・西祖谷山村で強まる。山城町で「西部」からの離脱へ向けた動きが出始める。この直後、「東部」の井川町議会で、財政格差や公共下水道事業を理由に「東部」からの離脱を可決。井川町の離脱表明を受け、同じく「東部」の三野町も同合併協議会での協議を凍結。この2町の動きを受け、山城町の動きは沈静化した。
  • 2004年平成16年)11月、「東部」から井川町・三野町が離脱し、「西部」に加入。但し、飛び地となる三野町では1票差での協議会参加議案可決となった。「西部」は4町2村で協議を継続。「東部」も協議会を解散せず、2町で協議を継続。以上により、東部2町、西部4町2村の枠組みとなった。
  • 2004年平成16年)12月、合併協議会で新市名を巡って、一体感を優先する「三好市」案と民意を優先する「阿波池田市」案が対立。異例の投票決着となり、「三好市」案が2票差で「阿波池田市」案を下した。新市名は「三好市」に決定した。
  • 2005年(平成17年)1月、新市名が「三好市」に決定したことを巡り、池田町で反対意見が強まる。池田町議会では、「合併を見直しても良いのではないか」等の強硬意見も出された。
  • 2005年平成17年)2月、4町2村が合併協定書に調印した。
  • 2005年平成17年)4月、三好市発足が官報に公示される。

市名使用問題

愛知県西加茂郡三好町が「三好市」として市政移行することに関し三好市に打診したところ[2]、先行して三好市となった同市は、2007年平成19年)から2008年平成20年)度にかけ、反対の意思表明を行った。結果、愛知県三好町はみよし市として市制施行することとなった。

町名、字名の扱いの変更

三好市発足により、町名、字名は次のように変更される。 ただし、住所表記のみです。

  • 三野町△△ → 三好市三野町△△
  • 池田町字△△ → 三好市池田町△△

△△字□□ → 三好市池田町△△□□

  • 山城町△△ → 三好市山城町△△
  • 井川町△△ → 三好市井川町△△
  • 東祖谷山村字□□ → 三好市東祖谷(みよしし ひがしいや)△△
  • 西祖谷山村字□□ → 三好市西祖谷山村(みよしし にしいややまむら)△△

土地の表示は、次のように変更される。

  • 三野町△△字□□ → 変更なし
  • 池田町字△△ → 三好市池田町△△
池田町△△字□□ → 三好市池田町△△□□
  • 山城町△△字□□ → 変更なし
  • 井川町△△ → 三好市井川町△△(井川町は特殊で住所表記と土地表示は一致しない)
  • 東祖谷山村字△△ → 三好市東祖谷(みよしし ひがしいや)△△
  • 西祖谷山村字△△ → 三好市西祖谷山村(みよしし にしいややまむら)△△



  1. ^ 図典 日本の市町村章 p92
  2. ^ 1970年昭和45年)の自治省(現在の総務省)事務次官通知において、「新たに市となる普通地方公共団体の名称については、既存の市の名称と同一になり、または類似することとならないよう十分配慮すること」とされているため。以上、竹内正浩『日本の珍地名』(文春新書)より。






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