一乗院 (雲仙市)
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一乗院(いちじょういん)は、長崎県雲仙市にある真言宗御室派の仏教寺院。山号は温泉山(うんぜんざん)[1]。
- ^ 現在は、雲仙と書いて「うんぜん」と読まれているが、1934年(昭和9年)『雲仙国立公園』 (現、雲仙天草国立公園)に指定されるまでは、一乗院の山号である「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた。国立公園第一号に指定される際、「温泉山の温泉」とは紛らわしいことから、現在の「雲仙」と改名。
- ^ 雲仙観光協会 -雲仙の歴史-
- ^ 当時の温泉山満明寺は、山岳宗教(修験道)の中心的存在であり、島原半島一円に寺跡と称する場所や、寺名の付く大字、小字が数多くあるが、以前は温泉山満明寺の末寺や分院であったものが多いという(『肥前日記』)。
- ^ ある日、「白雀を貸せ貸さぬ」という子供の喧嘩が、次第に僧同士の争いへと発展し「白雀の乱」が起きたと伝わる。キリシタン伝道にからむ一山宗徒の内乱であったという解釈もできる。
- ^ 温泉山 一乗院 | 由来・歴史)
- ^ 『深溝世紀』巻十六定公下天明十二年四月十七日条 (1787年)
- ^ 温泉山 一乗院 | 由来・歴史)
- ^ 旧釈迦堂跡地へ、平成十三年に記念碑を建立。(2001年1月)
- ^ 次の事業である庫裡・本堂再建事業の為、どうしても車輌が境内地まで上ることができるようにする為の、やむなき手段であった。
- 1 一乗院 (雲仙市)とは
- 2 一乗院 (雲仙市)の概要
- 3 歴史
- 4 年間行事
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