ヴァテライトとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴァテライトの意味・解説 

ヴァテライト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/16 18:24 UTC 版)

ヴァテライト(vaterite)は炭酸カルシウム(CaCO3)の多形の一つ。弱塩基性の溶液中で安定相の方解石に先んじて晶出する。他の二つの多形である、方解石アラレ石に比べ高い溶解度を持ち、溶液中では速やかにこれらの相に液相を媒介して相転移する。バテライト、ファーテル石とも言われる。


  1. ^ Mindat.org
  2. ^ Handbook of Mineralogy
  3. ^ Webmineral data
  4. ^ Y. Sugiura K. Onuma Y. Kimura K. Tsukamoto A. Yamazaki, 2013, Am Min, 98, 262-270.
  5. ^ Y. Sugiura K. Onuma Y. Nagao M. Momma K. Kimura K. Tsukamoto A. Yamazaki, 2014, J Cera Soc Jpn, 122, 679-687.
  6. ^ R. Demichelis, P. Raiteri, J.D. Gale, R. Dovesi, 2013, Cryst Growth Des, 13, 2247-2251.


「ヴァテライト」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴァテライト」の関連用語

ヴァテライトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴァテライトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴァテライト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS