リカードの等価定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 14:50 UTC 版)
リカードの等価定理(リカードのとうかていり、Ricardian equivalence theorem)とは、財政赤字による公債の負担が現在世代と将来世代では変わりがないことを示した定理。ジェームズ・M・ブキャナンがその定理をデヴィッド・リカードに遡って示したことから彼の名が冠されている。
- ^ 予算制約式の証明については、例えば貝塚啓明『財政学 第2版』東京大学出版会、242-244ページ。
- ^ 岩田規久男 『マクロ経済学を学ぶ』 筑摩書房〈ちくま新書〉、1996年、86頁。
- ^ 浜田宏一 『アメリカは日本経済の復活を知っている』 講談社、2012年、197頁。
- ^ Debt neutrality: A brief review of doctrine and evidence W.H. Buiter, J. Tobin, social security versus private saving, Ballinger pub. co. (1979)
- ^ A note on the Ricardian equivalence argument against stimulus Paul Krugman, the conscience of a liberal, 2011年12月26日
- ^ P.R. Krugman, M. Obstfeld クルーグマンの国際経済学 理論と政策(下)金融編
- ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、73頁。
- ^ a b c d J. Poterba and L. Summers, Journal of Monetary Economics 20, 369 (1987), North-Holland
- 1 リカードの等価定理とは
- 2 リカードの等価定理の概要
- 3 参考文献
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