ラムラの戦い (1101年)
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第1次ラムラの戦い(だい1じラムラのたたかい、英:First Battle of Ramla)とは、1101年9月7日にラムラで起きた戦闘である。この戦いはエルサレム王国(十字軍)とエジプトのイスラム国家ファーティマ朝との間で勃発した戦闘である。戦いが行われた場所であるラムラは、エルサレムからアスカロンに至る道中に存在する街であり、アスカロンにはファーティマ朝の要塞があった。このアスカロン砦はファーティマ朝の対エルサレム王国遠征の拠点として使用されていたとされ、当時のファーティマ朝の宰相アル=アフダルは1099年から1107年にかけて、ほぼ毎年のようにエルサレム王国をこの砦から攻撃していた。この記事に記すラムラの戦いは、ファーティマ朝・エルサレム王国の3度目の戦いであった。
- ^ Dupuy, p. 316
- ^ a b c d e Verbruggen 1997, p. 10.
- ^ Stevenson 1907, p. 44.
- ^ a b Stevenson 1907, p. 39.
- ^ a b c d Thomas Asbridge (19 January 2012). The Crusades: The War for the Holy Land. Simon & Schuster. ISBN 978-1-84983-688-3
- ^ Smail 1995, p. 87.
- 1 ラムラの戦い (1101年)とは
- 2 ラムラの戦い (1101年)の概要
- 3 ファーティマ朝の軍勢
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