マダガスカルの都市の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/19 23:01 UTC 版)
本項ではマダガスカルの都市の一覧を提供する。マダガスカルにおいては、1960年の独立以来、一貫して農村人口比率が低下するトレンドがある[1]。1960年の都市化率（全人口に対する都市居住者の割合）は9％程度であったが、2015年には35.1％である（世界銀行による）[1]。なお、全体の人口は独立時約500万人であったところ、2017年には2500万人になり、約5倍の増加である[2]。都市の定義は本来曖昧だが、住民サービスが提供される最小単位であるコミューンは、デクレ（内政及び地方分権化省省令 n°2015 – 592）により "communes rurales" と "communes urbaines" に二分されており、行政上の区別は明確である[3]。"communes urbaines" は、さらに「別格のカテゴリ」、「第1カテゴリ」、「第2カテゴリ」に三分される[3]。「別格のカテゴリ」は首都、アンタナナリヴのみが属し、「第1カテゴリ」には主要な8つのコミューンが属す[3]。「第2カテゴリ」には67のコミューンが分類される[3]。このように、フランス語の "urbaine" の語を用いて形容するに足るほど多くの人が集住しているとマダガスカル共和国政府が認める地域は、同国国土全域に76箇所、存在する[3]。
- ^ a b “Madagascar - Rural population”. 2017年8月25日閲覧。
- ^ “Madagascar Population”. World Meters. 2017年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e “DECRET n°2015 – 592 portant classement des Communes en Communes urbaines ou en Communes rurales (PDF)”. 2017年8月25日閲覧。
- ^ City Population閲覧日：2016年11月11日
- ^ “Madagascar: Major cities and localities”. citypopulation.de. 2011年8月15日閲覧。
- ^ a b “DECRET n°2015 – 593 portant création des circonscriptions administratives. (PDF)”. 2015年11月13日閲覧。
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