フルダ年代記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/04 04:26 UTC 版)
フルダ年代記(Annales Fuldenses或いはAnnals of Fulda )は、東フランク王国の年代記で、ルートヴィヒ1世(敬虔王)の最後の年(840年)から、900年におけるルートヴィヒ4世(幼童王)の登位とともに実質的に終わる東フランクにおけるカロリング朝の支配時代を独自に扱った年代記である。この時代を通して年代記が描いている諸事件の同時代資料であり、カロリング朝の歴史研究にとって一次史料である。フルダ年代記は、同時代の西フランク王国を扱った年代記であるサンベルタン年代記に対応する。
- 1 フルダ年代記とは
- 2 フルダ年代記の概要
- 3 関連項目
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