バイオハザード7 レジデント イービル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 07:44 UTC 版)
『バイオハザード7 レジデント イービル』(バイオハザードセブン レジテント イービル、BIOHAZARD 7 resident evil, 日本国外版:RESIDENT EVIL 7 biohazard)は、カプコンより2017年1月26日に発売されたゲームソフト。
注釈
- ^ 日本国内では少額だが有償アップグレードとなる。PlayStation Plusコレクションのフリープレイで本作を入手したユーザーはアップグレードできない。
- ^ 2016年に発売された『バイオハザード アンブレラコア』の国外版では、シリーズで始めてタイトルに『Resident Evil』が付けられていなかった。
- ^ 難易度「Madhouse」では配置場所や数が異なる。
- ^ 『4』の場合は全コイン破壊の報酬で専用の銃器を入手し、『6』の場合は破壊するごとに閲覧ファイルが追加されていた。
- ^ チェーンソーで切断された左手首が大型ホッチキスで留めるだけの簡単な処置で不完全な状態ながらも再接合し、イベントによっては足を切断されても液状の治療薬をかけるだけで完全に回復する。
- ^ ミアに血清を使用した場合はゾイを置いていくことになるため、本編ではゾイの生死がはっきりと判らないまま終わる。なお、血清をゾイに使用した場合、効力を発揮する前にエヴリンによって特異菌を活性化させられたことによりゾイは殺害される上、ミアも血清を打たれなかった事で感染が悪化し、後に廃船において殺さざるを得なくなり、実質BAD ENDとなる。
- ^ 治療後は石灰化の後遺症からか、髪の色が黒から白に変わっている。
- ^ 日本語字幕は表示されないものの、「ジョー!」「殺してやる!」「黙れ!」など、言葉自体は発している。
- ^ 『Welcome to the Family』によると、作中の代表的なシーンであるTAPE2「ベイカー家」の食事シーンでも当初はジャックとマーガレットの熱愛の様子を取り入れていたが、作中で目指すホラー要素の方向性と異なっていたので没としたらしい。
- ^ 自身の狂行を告発しようとしたコネクションの研究員の行動を見抜いて、彼らを『事故』に見せかけて始末している。
- ^ クランシーを陥れて殺害した一部始終をビデオテープに記録していたが為に、結果的にイーサンに自身の実験場を突破するヒントを与える事になったり、クリスに仕掛けた罠が発動後、その生死を確認しないままコネクションにクリスを始末したと報告し、それを傍受された事で自身の潜伏場所が発覚してしまう等。
- ^ イーサンの精神世界に現れたジャックが「自分やマーガレット、ルーカスも、本当はイーサンを殺したくはなかった」と説明している事から、父親をはじめ、他のベイカー家の人間の前では常人を装い、誰も成長後のルーカスの異常性には気づいていなかった模様。
- ^ 先行映像「ベイカー家」では、食事中に行儀が悪かったところを憤慨したジャックによって片腕を切り落とされるがそれほど意に介してはおらず、後に旧館の地下室で再登場した際には元通り結合していた。
- ^ この組織とのメールの中に「あんたらのおかげで正気を取り戻して~」とある事から、何らかの処置を受け再生能力を保持しつつ自我を取り戻したようだが、これが血清によるものなのかは不明。
- ^ 『8』で、マザー・ミランダの亡き娘エヴァの胚であることが明かされた。ミランダは特異菌の力でエヴァを蘇らせようとしており、宿主に最適な存在を探していた。しかし、エヴァの胚から生み出されたにもかかわらず、ミランダはエヴリンを「出来損ない」と評し、宿主には不適としている。
- ^ ルーカスが組織に観察報告として送信したメールによれば、家族とは名ばかりの実質的に一方的な支配関係であり、その際にルーカスは「あれが『家族』って、あんたらあの子(エヴリン)にどんな教育したんだ?」と皮肉交じりの指摘が書き記されている。
- ^ 海外版ではその際に顔が真っ二つに両断される。
- ^ 上半分(ジャックにシャベルを突き刺された箇所)には特異菌が大量繁殖し、半ばモールデッド化した状態になっている。
- ^ グロテスクVer.を含めた日本版では冷蔵庫内には彼の顔写真が代わりに入れられ、頭部も解体室の遺体と繋がったままで安置されている。
- ^ 『Not A Hero』終盤にて、クリス抹殺に成功したと思い込んでいるルーカスが、組織へのメール中に「あの筋肉バカ」と愚痴をこぼす場面が存在する。
- ^ 運搬の妨げになるスプリンクラーを停止させて着火したままの蝋燭をケーキに立てる事が目的。しかしその過程で屋内に油が散布され、蝋燭の立ったケーキは爆発、部屋全体が炎上する。ルーカスは「辛くて苦しい死に方をしたくなかったらここから脱出しないとゲーム」という仮称を付けていた。
- ^ グロテスクVerではこの展開になるが、通常版は拷問器具が指をへし折るものに変更されているため、右手の指を五本折られるという展開に変更。
- ^ 実際にこれらの生物は回復薬の材料としてクラフト可能で、そちらの方が直に食べるより回復量が多い。
- ^ 日記によれば野に放たれたモールデッドと遭遇することが幾度か過去にあったようだが、何故「家族」に執着していた筈のジャックたちも今まで血縁者の彼に直接干渉しようとしなかったのかは不明。
- ^ 家族愛は本物である一方、最終決戦でジャックに対し「ガキの頃、俺がお前の鼻を折った」「ぶっ飛ばして沼に落とした」「お前はへなちょこで俺に勝てたことがない」と口にしており、ジャックとは喧嘩が絶えず兄弟仲は悪かったことが示唆されている。
- ^ 実は名称もそれを暗示している。スワンプマンも参照。
- ^ 肉体の液状化から繭になるまでの過程はカットされている。
- ^ 自身の劣化に動揺したエヴリンが大量の特異菌を吐瀉したことが原因であるとルーカスのメモに綴られている。
- ^ ここには無線機以外に古い建物ながらノートパソコンが置かれており、ルーカスが使っていたと思われる。
- ^ 調査の過程でルーカスとコネクションとの通信傍受などから、以前からベイカー邸に目星をつけており、上空からヘリで幾度も監視・偵察していたことが作中で拾える写真や無線などから判明している。イーサンがベイカー邸を訪れた日も、折しもクリス率いる特殊部隊が介入・突入する前夜であった。
- ^ 『Not A Hero』の中でも「本当は、ルーカスをアンブレラに取り込みたいんじゃないのか?」「俺は『アンブレラ』の名を信用などできない」と、はっきり明言している。
- ^ 「スパイス」などの調味料をそのまま食べさせても同様の反応を示す。ただし、一応ジャックの満腹ゲージを多少は上昇させられる。
- ^ これらの生物は回復薬のクラフト材料としても使用可能。なお、回復薬の使用方法はイーサン同様手に振りかける形だが、これら生物を直接回復アイテムに用いる場合は生食するアニメーションが挿入される。
- ^ 『BIOHAZARD 7 resident evil』サウンド開発チームが受賞。
出典
- ^ バイオハザード7 レジデント イービル イーカプコン
- ^ バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer. イーカプコン
- ^ “ミリオンセールスタイトル”. 株式会社カプコン (2023年9月30日). 2023年11月20日閲覧。
- ^ [E3 2016]「バイオハザード7 レジデント イービル」が2017年1月24日発売決定。PC/PS4/Xbox Oneに加え,PSVR・PS4 PRO対応。PS Plus会員向けに体験版配信開始 4Gamer.net 2016年6月14日
- ^ “Nintendo Switch用「バイオハザード7 クラウドバージョン」を5月24日に配信”. GAME Watch (2018年5月22日). 2018年5月22日閲覧。
- ^ “[TGS 2016]「バイオハザード7 レジデント イービル」,より過激な表現に特化したCERO「Z」版「グロテスクVer.」を発表”. 4Gamer.net (2016年9月15日12時16分). 2016年9月15日閲覧。
- ^ “CEDEC AWARDS ノミネーションリスト(優秀賞) エンジニアリング部門”. CESA (2017年8月31日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “VRデモ「KITCHEN」ロゴでひそかに予告されていた「バイオハザード7」”. IGN Japan (2016年6月20日). 2018年10月5日閲覧。
- ^ 御月亜希 (2016年6月21日). “[E3 2016]「バイオハザード7」開発陣インタビュー。「恐怖」に焦点を絞った本作で,初代バイオハザードの衝撃を今のプレイヤーに味わってほしい”. 4Gamers.net. 2016年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月5日閲覧。
- ^ a b 工藤エイム (2017年2月19日). “『バイオハザード7』がCoopを不採用にし、新たな主人公、カメラシステムを一新した理由が語られる【GCC’17】”. ファミ通.com. 2017年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月23日閲覧。
- ^ a b “カプコン伝説六十一回~バイオ最恐の遺伝子~バイオハザード1×7開発者対談①”. カプコン (2017年3月10日). 2017年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月27日閲覧。
- ^ “【E3 2018】『バイオハザード2 リメイク』がPS4®に登場!”. PlayStation.Blog. Sony Interactive Entertainment Inc. (2018年6月12日). 2018年6月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “「これでおまえも家族だ!」、最新映像など披露された「バイオハザード7」発表会”. GAME Watch (2017年1月25日). 2017年1月25日閲覧。
- ^ 緑里孝行 (2017年4月25日). “「バイオハザード7」、短編DLC「Not A Hero」の配信延期”. GAME Watch. 2017年4月26日閲覧。
- ^ name=https://www.instagram.com/p/BcnkGrvD9pS/
- ^ 安田俊亮 (2017年2月24日). “「バイオハザード7」、短編DLCにクリス・レッドフィールド登場決定”. GAME Watch. 2017年2月24日閲覧。
- ^ これらの逸話はYouTubeでのbiohazard公式チャンネルにてインタビューが収録されている。
- ^ “『バイオハザード7』セールス目標は1,000万本ー海外投資者向けQ&A報告”. Game*Spark. IID (2017年5月17日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “カプコンが2017年3月期の連結業績を発表 『バイオハザード7 レジデントイービル』などに牽引され、増収増益に”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2017年4月27日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “プレスリリース 2018年3月期”. カプコン (2017年4月27日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “ミリオンセールスタイトル一覧”. カプコン (2023年9月30日). 2023年11月20日閲覧。
- ^ a b c “受賞作品|日本ゲーム大賞2017”. CESA (2017年9月21日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “フューチャー部門|受賞作品|日本ゲーム大賞2016”. CESA (2016年9月18日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “CEDEC AWARDS ノミネーションリスト(優秀賞) サウンド部門”. CESA (2017年8月31日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “GOTYは『ゼルダの伝説 BotW』に決定!「2017 Golden Joystick Awards」受賞作品リスト”. Game*Spark. IID (2017年11月18日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ a b c “2017年の受賞タイトル|PlayStation Awards”. Sony Interactive Entertainment (2017年11月30日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “2017|Rewind|The Game Awards” (英語). The Game Awards (2017年12月7日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “GOTYはゼルダ!「The Game Awards 2017」各部門受賞作品リスト【TGA 17】”. Game*Spark. IID (2017年12月9日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “Complete list of winners of the New York Game Awards 2018” (英語). AXS (2018年1月25日). 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
- ^ a b c d “2017 Awards - NAVGTR” (英語). NAVGTR Corporation (2018年3月13日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “GOTYは『ゼルダの伝説 BotW』に!「2018 SXSW Gaming Awards」受賞作品リスト”. Game*Spark. IID (2018年3月18日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “『バイオハザード 7』、「G.A.N.G.Award」Best VR Audio部門にて最優秀賞を獲得!”. Game*Spark. IID (2018年4月6日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ ““ファミ通アワード2017”全タイトルが発表! 堀井雄二氏が「ずっと『ゼルダ』のファンだった」と語るなど、受賞者からのコメントを一挙紹介(1/3)”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2018年4月30日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “PS4版『バイオ7』所持者の約1割はほぼプレイしてない?実績データから見える意外な傾向”. AUTOMATON (2022年7月9日). 2022年7月10日閲覧。
- ^ “パチスロ バイオハザード7 レジデント イービルの機種概要”. 一撃 (2022年7月26日). 2022年9月26日閲覧。
Weblioに収録されているすべての辞書からバイオハザード7 レジデント イービルを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からバイオハザード7 レジデント イービルを検索
- バイオハザード7 レジデント イービルのページへのリンク