ハチジョウベニシダとは? わかりやすく解説

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ハチジョウベニシダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/27 23:42 UTC 版)

ハチジョウベニシダ(学名:Dryopteris caudipinna Nakai)[1]はシダの一種。日本(茨城県以南)と韓国の一部に自生し、局所的に分布しまれである。常緑性で、葉は長さ50cm前後、幅20cm前後の2-3回羽状複葉。羽片は典型的なものでは強い鎌形になるが、ならないものもある。葉柄基部の鱗片は広被針形を呈する。胞膜は赤色。 ベニシダ類の中では珍しく、2倍体有性生殖種で、一胞子嚢中の胞子数は64個。 ベニシダ(学名:Dryopteris erythrsora)に極めてよく似ており、外見での区別は難しいが、一胞子嚢中の胞子数を計数することにより同定は可能。


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “ハチジョウベニシダ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2016年1月20日閲覧。


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