ヌカエビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 22:42 UTC 版)
ヌカエビ(糠蝦、学名 Paratya improvisa )は、十脚目ヌマエビ科に分類されるエビの一種。日本固有種で、近畿地方以北の本州北部のみに分布する純淡水生のエビである。日本では同属種ヌマエビ P. compressa との間で分類の混乱があったが、本種は「ヌカエビ」と「ヌマエビ大卵型」あるいは「ヌマエビA型」と呼ばれていたものが同一種としてまとめられたものである[1][2][3]。
- ^ 内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』1948年初版・1999年重版 北隆館 ISBN 4832600427
- ^ a b c d 三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』ISBN 4586300620 1982年 保育社
- ^ a b c d e 林健一『日本産エビ類の分類と生態』 II. コエビ下目(1) ISBN 9784915342509 2007年 生物研究社
- ^ a b c 池田実、『日本産ヌマエビの地理的分布と種内分化に関する遺伝学的研究』 , NAID 500000115670, hdl:10097/16879
- ^ 刀祢英、松本建、佐藤保夫・斉藤穂高、『B104 ヌカエビ急性毒性試験 : クロロフェノール類の急性毒性』 日本農薬学会講演要旨集 31, 48, 2006-03-10, NAID 110006372423
- ^ 日本のレッドデータ検索システム ヌカエビ
- ^ 千葉県生物多様性センター 千葉県レッドデータブック動物編 2006年改訂
- 1 ヌカエビとは
- 2 ヌカエビの概要
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