トートの書とは? わかりやすく解説

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トートの書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 23:15 UTC 版)

トートの書』(トートのしょ 英語: Book of Thoth)は、エジプト神話で書と知識を司る神 (en)、トートによって書かれたとされている、多くの古代エジプトの文書に与えられた名前である。それらは、古代の著述家達によって存在が主張された多くの原文として知られる物、あるいは翻訳された物、そしてまた、架空のエジプト語の作品に登場する不思議な本を含んでいる。


注釈

  1. ^ 吉村の説明によれば、ネフェルカプタハの墓の中に彼のミイラと共にあった妻子のミイラは本物ではなく、書物の力によって存在していた「写し」であったという[7]

出典

  1. ^ Fowden 1993, p. 57
  2. ^ Jasnow and Zauzich 2005, p. 2
  3. ^ Fowden 1993, pp. 58–59
  4. ^ 『エジプト神話』160頁。
  5. ^ Jasnow and Zauzich 2005, pp. 2–9, 72–73
  6. ^ Lichtheim 2006, pp. 125–128
  7. ^ a b 『ファラオと死者の書』191頁。
  8. ^ 「サトニ・ハームス奇談」(『古代エジプトの物語』収録。矢島文夫訳編、社会思想社現代教養文庫〉、1974年)にみられる表記。
  9. ^ 『ファラオと死者の書』190頁で確認できる表記。
  10. ^ Lichtheim 2006, pp. 129–136
  11. ^ Lichtheim 2006, p. 126


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