トリコデルマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 14:17 UTC 版)
トリコデルマ (Trichoderma) は、フンタマカビ綱ボタンタケ目ボタンタケ科に属する子嚢菌。無性世代では緑色の胞子を形成することからツチアオカビの名で呼ばれることもある。一方、有性世代では球形の子実体(キノコ)を作りボタンタケと呼ばれる。森林土壌などに普通に見られるが、時にキノコ栽培に被害を与える[2]。
注釈
出典
- ^ Bissett et al. (2015). “Accepted Trichoderma names in the year 2015”. IMA Fungus 6 (2): 263–295. doi:10.5598/imafungus.2015.06.02.02.
- ^ 下川利之、シイタケほだ木を侵かすトリコデルマ菌類の被害と発生環境 岡山県林業試験場 研究報告 (5), 31-39, 1985-01, NAID 120005595412
- ^ Rossman et al. (2013). “Genera of Bionectriaceae, Hypocreaceae and Nectriaceae (Hypocreales) proposed for acceptance or rejection”. IMA Fungus 4 (1): 41–51. doi:10.5598/imafungus.2013.04.01.05. PMC 3719205. PMID 23898411 .
- ^ トリコデルマ菌ボカシで灰カビ激減、キュウリ10a3t増収!月刊 現代農業 2003年9月号
- ^ 食用きのこにおけるパイオテクノロジーの話 林試だよりNo.27 (1986.7) 大分県農林水産研究センター林業試験場
- ^ 苗立枯病(トリコデルマ菌)こうち農業ネット
- 1 トリコデルマとは
- 2 トリコデルマの概要
- 3 分類
- 4 近縁なカビ
- 5 参考文献
- トリコデルマのページへのリンク