腸チフス
(チフス熱 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 00:42 UTC 版)
腸チフス(ちょうチフス)は、サルモネラの一種であるチフス菌 (Salmonella enterica var enterica serovar Typhi) によって引き起こされる感染症の一種である。一般のサルモネラ感染症とは区別され、チフス性疾患と総称される[1]。治療後も1年間ほどチフス菌を排出する場合がある。
注釈
- ^ 皮膚科学では梅毒による淡紅色疹のみをバラ疹と定義し、薬疹や、腸チフス、ジベルの皮疹はバラ疹様皮疹もしくはバラ色粃糠疹としている。つまり、皮膚科学用語において、バラ疹と梅毒は1対1対応である。
出典
- ^ a b c d “腸チフス・パラチフスとは”. 国立感染症研究所 (2018年2月19日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “意識障害、狂躁状態…日本の歴史でも影響を与えた感染症・コレラ、チフスとはどんな病気だった? : Japaaan”. Japaaan - 日本文化と今をつなぐウェブマガジン. 2022年4月11日閲覧。
- ^ 「感染症の話 ◆腸チフス・パラチフス」(PDF)『感染症発生動向調査週報』第4巻第5号、国立感染症研究所、2002年、8頁、2020年4月20日閲覧。
- ^ <注目すべき感染症>腸チフス 2013年-国外渡航歴のない感染者の増加 (2013年10月2日現在)
- ^ 腸チフスによる食中毒事故発生に関するお詫びと営業停止のお知らせ[リンク切れ]
- ^ カレー店で6人腸チフス食中毒 東京・千代田、快方に向かう (2014年9月10日) 日本経済新聞
- ^ 生サラダが原因と推定されたチフス菌による食中毒事例―東京都(IASR Vol. 36 p. 162-163: 2015年8月号) - 国立感染症研究所
- ^ Kobayashi T,et al. Case Report:An Outbreak of Food-Borne Typhoid Fever Due to Salmonella enterica Serotype Typhi in Japan Reported for the First Time in 16 Years.Am J Trop Med Hyg. 2016;94:289-91.
- チフス熱のページへのリンク