ダンス イン ザ ヴァンパイアバンドとは? わかりやすく解説

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ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 22:00 UTC 版)

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』(Dance In The Vampire Bund)は、環望による日本漫画作品。『月刊コミックフラッパー』(メディアファクトリー)において2006年1月号より2012年10月号まで連載[1]


注釈

  1. ^ 実際の国際法、国内法に照らし合わせると法的な拘束力を持たない取引だが作品世界内では合法と思われる。
  2. ^ ドラマCD版に出演したキャラクターは、ミナ、アキラ、ヴェラトゥース、由紀、ななみの5人のみ。
  3. ^ この件に関してミナは二律背反に陥っており、三支族に、そしてアキラにも決断を先送りした態度を取っている。顕身した姿を秘匿するのもそのためである。アキラの方もミナに「将来の事」を話題にしようとはしない。
  4. ^ この時、パイドパイパーはミナの記憶を読み出し・ファイル化して外部に送信していた。偽ミナことケティはこれらの記憶ファイルを閲覧して入れ替わりに備えていたことが愛蔵版6巻の同人誌再録にて語られている。
  5. ^ ただし、ミナはルクレツィアが真祖以外の男と通じて生まれたと認識されており、「ミナ・ツェペッシュ」が純血の真祖である方がおかしいという観方もある。
  6. ^ 弟のユウヒが訪ねてきた際にはきつい物言いで追い返そうとした。それは「自分が生きている世界に関わらせたくない」からであり、ユウヒを悲しませ、自身が嫌われるのも承知でやった。
  7. ^ 作家自身が存命なので正確には「断筆」。ヴァンパイア化した事で「人間としては死んでいる」という意味か。
  8. ^ この時点で赤子魂は運び出すことが決定しており、クレイドルが水没してしまえば仮死の眠りについたとしても遠からず力尽きることが決定している。
  9. ^ 登場した初期の頃は振り仮名が「めいばい」と表記されていた。
  10. ^ アニメ版における同様のミスを原作に逆輸入したセルフパロディ。このミスは、該当箇所の絵コンテを担当した環望による誤字が修正されず、そのまま映像化されたために発生した。
  11. ^ アキラ達同様に吸血イルカに襲われるが、逆に上書きして従えた。
  12. ^ 作中で具体的な年齢は明らかになっていないが、単行本5巻のおまけ漫画にて、あんなの実年齢を聞いたアキラが「姉さん」と呼んで丁寧に接する場面がある。
  13. ^ 偽ミナとは互いに憎まれ口を交わす間柄で、それなりの信頼関係も成立している。
  14. ^ 炸薬は抜いた弾頭を使われた。
  15. ^ 「狼」というよりは「ジャガー」に近い姿で、これはローゼンマン大公家がアマゾンに本拠地を移していた事も関係していると思われる。
  16. ^ 『スレッジ・ハマーの追憶』ではアメリカにいるローゼンマン大公家の研究者から「個人的に」薬が送られ続けているのが明らかとなっている。
  17. ^ 本来の任務は与党旧主流派に接触し、対ヴァンパイア戦闘部隊を設立する事だったが、テロメアの誤情報によって浜抜きで出撃した部隊は壊滅、浜も連絡を受けて現場に急行し、部下の救出を行った際にロケットランチャーでミナを狙撃した。
  18. ^ この際に救出したのが当時20歳前後だった玲子である。なお、浜は「彼女本人は自身がヘルメットやゴーグルをして素顔を出していなかったため、自分が助けたことを知らない」と発言している。
  19. ^ 「しんや」の漢字表記は作中で明らかになっていない。
  20. ^ 「こういち」の漢字表記は作中で明らかになっていない。
  21. ^ 実在の人物をモデルにしてるが、西原とその支持者の言動はあくまで作者の主観、およびストーリー上の都合である。
  22. ^ 明梅に直接噛まれた者、シゲと他数人は暴走せずに済んでいる。
  23. ^ 原作者が発行した同人誌に登場したキャラクターであり、後に漫画本編へ逆輸入された。
  24. ^ 弾道ミサイルにも利用可能なロケット技術は非公開な軍事機密であり、世間に出回る技術情報は概念図程度である。スケールダウンしたモデルロケットレベルならともかく、人工衛星などを打ち上げられるロケットを自力で開発するには基礎実験を繰り返してデータを集めるしかないのだが、非公開だと知らずに「既に使われている技術」と勘違いしたスポンサーにせっつかれている。
  25. ^ 同様にバンドに入っていたミュージシャンたちも集結して協力した。
  26. ^ 作中では「璃」や「RULI」と表記されている箇所もある。誤植か。
  27. ^ 肉体年齢は10代半ばでゴスロリ服は体の線が目立たない物を着ている。また、この服装時には鼻ピアスをしている。
  28. ^ 日光はグラスファイバーで引きこまれた自然光でもレーザー光線並みの効果があり、黄昏時・彼誰時程度に薄明るくなってくれば産毛などが燃えはじめる。
  29. ^ もっとも、人間なら致命傷になるような損傷でも簡単には死なない。そのためVGSやベイオウルブズがヴァンパイアを取り押さえる際にはかなり容赦ない銃撃を加える。
  30. ^ 意思の強さでは類を見ないミナですら、消耗し前後不覚となった時は、自ら差し出して来たとは言え愛するアキラを(人狼はヴァンパイアにならず死ぬと知っていながら)吸血してしまう。
  31. ^ デスゲームの際、エヴァーズ夫人がアキラ(暁)にケーキを出して「食べても味なんてわからない」と発言している。
  32. ^ 作者はヴァンパイアにとって血液以外の通常の食事では栄養にならない旨を明言している [1] ものの、クリスティ・ハイテンションでの設定を維持したまま話を進めたため、本作独自の設定とは相違が生じてしまっている(無論、セキコだけが特別な性質を持っていると考える事は出来るが)。
  33. ^ ただし、直接的な命令がなければ、その行動はほぼ自由で、ツェペッシュ系の貴族が人間に牙を立てたり、ローゼンマン配下の研究者が個人的に浜に薬を送っていたりする。もっとも顕著な例はミナに反感と憎悪を抱いたユヅルが上書きされた描写もなしにローゼンマン陣営に付いた事である。
  34. ^ だがテロメア盟主のバンド支配により、牙なしの扱いは結局その地を統括する領主(真祖)次第である事が露呈し、牙なし保護において東京湾に建設する意味は無かった。そしてテロメア盟主はミナが東京湾をバンド建設の地に選んだのは本人も無自覚の理由があると語る。
  35. ^ 血を吸った者に対しての服従は血を吸われて即座に発動するため、ワクチンを打てるかどうかも上位者に左右される。
  36. ^ 「薔薇の口づけ」を受けたとはいえ、元老院メンバーの400歳オーバーで現役および、ヴォルフが400年前当時「若者」だったことから逆算。
  37. ^ ミナ曰く「女性たちよ。64歳になっても姫君のようにかしづかれ慈しまれたいならば、ベイオウルブズを伴侶に選べ」と発言したとはユウヒの弁。
  38. ^ 由紀を始めとした所謂「腐女子」からは創作が捗るなどの意見があるが、タチアナからは「犠牲を前提にした破壊神」「ホモソーシャル」と散々な評価。
  39. ^ 対価として支払われたのは国家債務1000兆円の肩代わりと傘下企業の移転による税収。第二部では5年間に渡って最大規模の国債の購入者となっており、経済的には完全に牛耳られている。
  40. ^ 深夜帯および生身の人間では危険な区域での労働。「ダイヴ - 」で非合法に拉致されてヴァンパイアにされた芸能人たちがカムバックしてオリコン上位を席巻。誰かは不明だが、400歳になる史学者が歴史小説を書いてベストセラーとなる。
  41. ^ バンド内では上位者に対して芸能関係の婦女子を攫ってヴァンパイア化して売りつけ、バンド外に対しては「牙なし」の子供たちを攫って売り飛ばしていた。
  42. ^ なお、TOKYO MXでの放送については原作者開設のTwitterにて、番組と平行して内容の解説等を行うことがある。
  43. ^ 番組収録当日はアニうた KITAKYUSHUに出演しており、そちらの閉演後に北九州から電話越しで番組収録に参加した。

出典

  1. ^ a b c “環望「ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド」7年の連載に幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年9月5日). https://natalie.mu/comic/news/75984 2021年10月1日閲覧。 
  2. ^ a b “環望「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」番外編スタート”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年11月5日). https://natalie.mu/comic/news/79435 2021年10月1日閲覧。 
  3. ^ a b “環望「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の2部が始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年12月5日). https://natalie.mu/comic/news/105084 2021年10月1日閲覧。 
  4. ^ a b “「ウッドブック」の鴻池剛が働かない彼氏を描く「ヒモメン」フラッパーで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年4月4日). https://natalie.mu/comic/news/143047 2021年10月1日閲覧。 
  5. ^ a b “「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」新章開幕、ミナ姫&アキラが帰還”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月28日). https://natalie.mu/comic/news/284133 2021年6月15日閲覧。 
  6. ^ a b “アニメ「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」来年1月よりスタート”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年11月26日). https://natalie.mu/comic/news/24348 2021年10月1日閲覧。 
  7. ^ a b c d e f g h i j 『メガミマガジン 2010年2月号』 学習研究社、2009年12月26日発売、170頁、ASIN B0030C5EG0
  8. ^ 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド副読本 ヴァンパイアバンド入島案内書』 メディアファクトリー、2009年。
  9. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第1巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  10. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第2巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  11. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第3巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  12. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第4巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  13. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第5巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  14. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第6巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  15. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第7巻(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  16. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド スカーレット オーダー 上(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  17. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド スカーレット オーダー 下(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  18. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 01(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  19. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 02(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  20. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 03(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  21. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 04(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  22. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 05(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  23. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 06(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  24. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 07(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  25. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 08(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  26. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 09(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2022年3月1日閲覧。
  27. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 10(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2022年8月1日閲覧。
  28. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 11(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2023年2月1日閲覧。
  29. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 12(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2023年4月1日閲覧。
  30. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 13(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2023年8月1日閲覧。
  31. ^ ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド エイジ オブ スカーレット オーダー 14(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2023年12月3日閲覧。
  32. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド スレッジ・ハマーの追憶 上(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  33. ^ 愛蔵版 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド スレッジ・ハマーの追憶 下(コロナ・コミックス)”. TOブックスオンラインストア. 2021年10月1日閲覧。
  34. ^ ダンスインザヴァンパイアバンド ドラマCD”. メディアファクトリー. 2009年5月15日閲覧。[リンク切れ]
  35. ^ コミックフラッパー.com内作品紹介サイト(2010年6月19日時点のアーカイブ)のインタビューより。
  36. ^ 環望 (tamakinozomu) - 原作者のTwitter。


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