T・Pぼんとは? わかりやすく解説

T・Pぼん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 19:58 UTC 版)

T・Pぼん[2]』(タイムパトロールぼん)は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による日本SF漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品。


  1. ^ のちの藤子・F・不二雄
  2. ^ TPの間に中黒が入るのが正式な表記で作中もそれで統一されている。
  3. ^ 作中で主人公が住んでいる時代よりも未来へ行ったのは1回だけ(PART14、超空間の漂流者)であり、本作は基本的には過去の時代のみを舞台にする物語である
  4. ^ 第3部の25話~31話は隔月連載。
  5. ^ 「「ポコニャン」そして「T・Pぼん」のこと」『藤子・F・不二雄大全集 ポコニャン』解説:浮田信行(潮出版社取締役)(初版)、小学館(原著2011年10月25日)、356頁。ISBN 978-4091434746 
  6. ^ Netflixシリーズ「T・Pぼん(タイムパトロールぼん)」2024年に独占配信決定!”. 2023年10月5日閲覧。
  7. ^ 第1部ではぼんが正隊員に昇格したことでリームとのコンビが解消されているが、第2部の途中で「T・Pは原則二人で行動すること」というルールが追加されている。
  8. ^ 場合によってはタイムマシンを使用した犯罪行為の回避・犯罪者の逮捕を行う場合もある。
  9. ^ 「ドラキュラの館」より。これによりT・P隊員自身が犠牲になった場合の救助も行えないものと思われる。
  10. ^ 装備品一式は単行本収録時に追加されている。初出では制服、ブーツ、ヘルメット、フォゲッター、タイムシーバーのみでユミ子の支給品と同等だった。
  11. ^ 生贄にされそうになった少女を助けたいとユミ子がばんに言った際、ぼんは「この世界の歴史は、積み上げられた不安定なブロック塀の上に立っているようなもので、その中の壊れたブロックを補修し入れ替えるのがタイムパトロールの仕事で、もし歴史に介入し壊れていないブロックまで動かしたら、この世界が滅茶苦茶になってしまう」とユミ子に説明している。
  12. ^ a b c d e f g 藤子・F・不二雄「T・Pぼん」2024年アニメ化 制作はボンズ、凡役は若山晃久”. ナターシャ (2023年10月4日). 2024年3月23日閲覧。
  13. ^ 日テレアニメ版では1988年。
  14. ^ 「武蔵野の先人たち」エピソードより。
  15. ^ ぼんが腹いせに蹴った小石が通行人の頭に当たり、怒った通行人がぼんを追いかけていると、たまたま古井戸の跡に落ちていた子供を見つける。通行人に命を救われた子供は、その後成人してガンの根治法を発見する。治療により命を救われた政治家が第三次世界大戦を防ぎ、人類を絶滅から救う。すなわち、ぼんは非常に間接的にだが人類の未来を救うとされる。なおアニメ第1作ではこの経緯は省略されている。
  16. ^ 第2部でも、過去のぼんとの活動をぼんとユミ子が目撃する場面が2コマのみある。
  17. ^ 希望コミックス第1巻2話での設定。ぼんが住んでいる世界は第2巻2話で「昭和54年(1979年)」と語られているので、リームが住んでいる世界とは約37年差の計算になる。
  18. ^ 「OK牧場の近所の決闘」の回の圧縮学習で、ぼんが「僕なんか英語もね」と言っていることによる。
  19. ^ ただし、ブヨヨンによると、タイムボートのメンテナンスを怠ってよく故障させているらしく、地はややドジで面倒くさがり屋。いずれにしても使命感・責任感は強い性格として描かれている。
  20. ^ 「シンドバッド最後の航海」に「見てくれ、この金色の髪! シミ一つない白い肌!!」という奴隷商人の台詞があるが、色の感じ方、色を表す言葉、その日本語訳は文化や個人によって異なる。アニメ第1作では、漫画よりもやや茶色味が強い赤茶色で描かれている。
  21. ^ a b c d e f g アニメ「T・Pぼん」キービジュと配信日解禁、追加キャストに宮野真守ら6人”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月23日). 2024年3月23日閲覧。
  22. ^ リームと似たような容姿になるが、髪の長さはリームよりも短い
  23. ^ a b c 「白竜のほえる山」のエピソードでクラスの新年会の出し物を一緒に考えていたことによる。
  24. ^ 柳(やなぎ)となっている回も存在する。
  25. ^ 時間移動用と空間移動用。新型のボートは「タイムジャンプキー」のトリガーも付いている。
  26. ^ 新型のボートはフロントにメーター類が備わったコンソールがある。
  27. ^ 特定の時代の特定の場所の映像と音声を受信する場合などに使用。
  28. ^ 3000年以上未来に移動するとT・Pの管轄を外れるため本部との交信もできなくなる。T・Pぼんの未来の世界は地球を放棄して外宇宙に移住しているため地球は廃墟と化しているが、たまにタイムトリッパーが現れるため、未来のT・Pがパトロールしている。
  29. ^ 前述したようにフォゲッターは記憶は消せても記録や痕跡までは消せない。そのため、T・Pの隊員は自身の存在の秘匿のために「救助対象に対して隊員が直接干渉をせずに救助すること」が求められる。その手段の一つに「近場にいる動物を操って救助対象を助ける」ことがある。なお操る動物自体も未来の歴史に関係している可能性があるため、コントローラーを使う前にチェックカードで確かめる必要がある。
  30. ^ 「超空間の漂流者」にタイムトリッパーとして登場したアンブローズ・ビアスは、『ドラえもん のび太の日本誕生』では行方不明事件の実例として紹介されている。
  31. ^ このうち「浦島太郎即日帰郷」は「アイランド・コミックスPrimo T・Pぼん」第3巻に収録され、残りの5話が同第5巻に収録された。それゆえ第5巻にのみ「幻の5話収録」の宣伝文が付いている(ここで言う「幻の5話」が、当時一度も単行本に収録されていなかったNo.6、8-11を指していないことに注意)。
  32. ^ ネクタイは紐状のものを使用している。
  33. ^ 実施的に名前を「安川ユミ子」に変更した白木陽子と言える。
  34. ^ 当時人気を博していたアパレルブランド「セーラーズ」の三浦静加がデザインを務めた。



「T. P.ぼん」の例文・使い方・用例・文例

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