スコーレム標準形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 17:23 UTC 版)
スコーレム標準形(スコーレムひょうじゅんけい、英: Skolem normal form)とは、数理論理学において一階述語論理における存在記号がすべて全称記号の前にある冠頭標準形の論理式を言う。
- ^ スコーレム化(Skolemization)によって得られる標準形の論理式は元の論理式と等価とは限らないが、その充足可能性は同値である。
- ^ ヒルベルト、アッケルマン(1954) p.95
- ^ この冠頭標準形の利点は、前置記号の後の論理式を命題論理における複合命題と同等に扱うことができるところにある。また考慮すべき論理式の範囲を著しく限定することができるため、論理式の一般的な性質を明らかにするにあたって都合が良い。ヒルベルト、アッケルマン pp.93-94
- 1 スコーレム標準形とは
- 2 スコーレム標準形の概要
- 3 関連項目
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