シルギスとは? わかりやすく解説

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シルギス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 06:30 UTC 版)

シルギスSirgis、? - ?)は、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人。『元史』などの漢文史料では昔児吉思(xīérjísī)と記される。セルギス(sergis)とも[1]


  1. ^ 田中1958,123頁
  2. ^ デージとは現代カルムイク語で「第1の」を意味し、「デージ・オルド」は「第1オルド」を意味する(田中1958,124-125頁)
  3. ^ 『元史』巻122列伝9昔児吉思伝,「昔児吉思、幼従太祖征回回・河西諸国、倶有戦功。太宗時、従睿宗西征、師次京兆府、会亦来哈䚟率諸部兵作乱、昔児吉思挺身斫賊陣、下馬搏戦、賊衆莫不披靡。俄失所乗馬、歩走至睿宗軍中。賊退、睿宗嘉其勤労、妻以侍女唆火台。世祖尤愛之、軍旅田猟、未嘗不在左右。初、昔児吉思之妻為皇子乳母、於是皇太后待以家人之礼、得同飲白馬湩。時朝廷旧典、白馬湩非宗戚貴冑不得飲也。昔児吉思子塔出、為宝児赤・畳只斡耳朶千戸。塔出子千家奴・撒里蛮。千家奴従征乃顔、力戦而死、帝命籍乃顔人口・財物以賜之。撒里蛮年十六、従世祖討阿里不哥、戦於失門禿、有功、賜号抜都児、賞賚尤厚、授光禄少卿、仍襲為畳只斡耳朶千戸、改同僉宣徽院、進僉院事。以管軍千戸従征乃顔有功、賞金盞二・金五十両、復入為同知宣徽院事。成宗時、拝宣徽使、加大司徒、卒。子帖木畳児襲為畳只斡耳朶千戸、累遷宣徽院使、遙授左丞相」


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