グラス・オニオンとは? わかりやすく解説

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グラス・オニオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 22:12 UTC 版)

グラス・オニオン」(Glass Onion)は、ビートルズの楽曲。1968年に発売された9作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた楽曲で、マッカートニーは「ジョンとヨーコが僕を訪ねてきて、ジョンと僕は30分ほど庭に出た。僕に仕上げて欲しいところがあったからだけど、『グラス・オニオン』はジョンの曲だし、ジョンのアイデアだった」と語っている[2][3]


注釈

  1. ^ 本作の前に収録されている「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」と「ディア・プルーデンス」のドラムは、ポール・マッカートニーが演奏している[4]
  2. ^ このデモ音源は、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』や2018年に発売された『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 〈スーパー・デラックス・エディション〉』に収録された[9]
  3. ^ 実際に映画でセイウチの着ぐるみを着用したのはレノンで、マッカートニーはカバの着ぐるみを着用した。
  4. ^ 1987年にハリスンが発表した楽曲「FAB」のミュージック・ビデオには、本作のフレーズを連想させるセイウチの着ぐるみを着用したベーシストが登場している[11]

出典

  1. ^ DeRogatis, Jim; Kot, Greg (2010). The Beatles vs. The Rolling Stones: Sound Opinions on the Great Rock 'n' Roll Rivalry. Voyageur Press. p. 79. ISBN 978-0760338131 
  2. ^ Miles 1997.
  3. ^ a b c d e f g h i j k White Album 2018, p. 13.
  4. ^ White Album 2018, pp. 12–13.
  5. ^ Wenner, Jann (21 January 1971). "Lennon Remembers, Part One". Rolling Stone (Interview). San Francisco: Wenner & Gleason. 2020年9月28日閲覧
  6. ^ Edmondson 2010, p. 111.
  7. ^ Halpin, Brooke (2017). Experiencing the Beatles: A Listener's Companion. Lanham, Maryland: Rowman & Littlefield. p. 48. ISBN 978-1-442-27144-9 
  8. ^ a b 真実のビートルズ・サウンド[完全版]『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』全曲解説”. ギター・マガジン. リットーミュージック. 2020年10月12日閲覧。
  9. ^ ザ・ビートルズ、ホワイト・アルバム50周年記念盤が登場”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2018年9月25日). 2019年4月11日閲覧。
  10. ^ Lennon, John; McCartney, Sir James Paul; Harrison, George; Starkey, Sir Richard (2002-09-01). The Beatles Anthology. San Francisco: Chronical Books. p. 306. ISBN 978-0-81183-636-4. https://www.chroniclebooks.com/products/the-beatles-anthology 
  11. ^ 1967年のビートルズ・サウンドを再現した「彼らがファブだったころ / When We Was Fab」”. uDiscover. UNIVERSAL MUSIC JAPAN (2020年2月6日). 2020年9月28日閲覧。
  12. ^ a b c Womack 2016, p. 170.
  13. ^ Davies, Hunter (2016). The Beatles Book. London: Ebury Publishing. pp. 928-929. ISBN 978-1-473-50247-5 
  14. ^ a b c d e f g Spignesi & Lewis 2009, p. 334.
  15. ^ a b Winn 2009, p. 218.
  16. ^ Stolworthy, Jacob (2018年11月22日). “The Beatles' White Album tracks, ranked - from Blackbird to While My Guitar Gently Weeps”. The Independent (Independent News & Media). https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/music/features/the-beatles-white-album-tracks-ranked-paul-mccartney-john-lennon-george-harrison-50-anniversary-a8643431.html 2020年9月28日閲覧。 
  17. ^ Gleiberman, Owen (2022年9月10日). “'Glass Onion: A Knives Out Mystery' Review: As Sharp as the First One”. Variety. Variety Media. 2023年1月20日閲覧。
  18. ^ 『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念エディションから「グラス・オニオン」の新しいMVが公開! - ザ・ビートルズ”. ユニバーサルミュージック (2018年11月2日). 2019年4月11日閲覧。
  19. ^ ビートルズ、『ホワイト・アルバム』50周年盤より“Glass Onion”のミュージック・ビデオが公開”. NME Japan. BandLab UK (2018年10月31日). 2020年9月28日閲覧。
  20. ^ MacDonald 2005, pp. 311–314.
  21. ^ Jarnow, Jesse. Live Phish, Vol. 13: 10/31/94, Glens Falls Civic Center, Glens Falls, NY - Phish | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月28日閲覧。
  22. ^ Ankeny, Jason. Glass Onion: Songs of the Beatles - Various Artists | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月28日閲覧。


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