カーデュラ探偵社シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/23 10:30 UTC 版)
「ジャック・リッチー」の記事における「カーデュラ探偵社シリーズ」の解説
中央ヨーロッパ某国の伯爵家の出身だが、政治体制の変化により財産、土地を国家に没収されてしまい、アメリカに亡命してきたカーデュラが、私立探偵となる短編小説シリーズ。 カーデュラは、異常なまでの怪力、尾行、潜入の名人で優秀な探偵ではあるが、夜8時から夜明け前の4時まで(季節によって変動あり)しか活動できないという欠点を持っている。 作中で明言されることは無いが、間接的な描写や、カーデュラ(Cardula)のアナグラムによって、読者にはカーデュラの正体を匂わせている。 キッド・カーデュラ 1976年 - 探偵物ではなく、カーデュラがボクサーとしてデビューするという内容 カーデュラ探偵社 1977年 カーデュラ救助に行く 1977年 カーデュラと盗癖者 1977年 カーデュラの逆襲 1978年 カーデュラ野球場へ行く 1978年 カーデュラと鍵のかかった部屋 1982年 カーデュラと昨日消えた男 1983年 カーデュラの短編を集めた短編集は、日本で2010年9月に河出書房新社から発売された『カーデュラ探偵社』( ISBN 978-4309463414 )が世界でも初めてとなる。
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