ウリャンカイ
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ウリャンカイないしウリヤンカイ(モンゴル語: Урианхай、トゥバ語: Урааңкай、Uryangqai, Uriyangqai)は、モンゴル高原北部周辺にいた民族集団のひとつ。近世・現代モンゴル語ではウリヤンハイ Урианхай Uriankhai となる。中期モンゴル語の複数形はウリヤンカン Uriyangqan 、またはウリヤンカト Uriyangqad 。漢文資料では、『遼史』に嗢娘罕、『元史』『元朝秘史』に兀良哈・兀良孩として表れ、明清代には兀良罕・烏梁海などと書かれた。『集史』には اوريانكقت Ūriyānkqat と書かれる。現在は、モンゴル西部アルタイ山脈周辺(バヤン・ウルギー県、ホブド県など)に多数居住する[1]。
- ^ 相馬 拓也『草原の掟―西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ』ナカニシヤ出版、2022年1月。
- ^ 岡田2010,321頁
- ^ 森川1972A,36頁
- ^ 岡田2004,199-200頁
- ^ この二人の妃の出自については各種モンゴル年代記間で相違が大きく、ウルートのオロチュの娘とする記述も存在する(森川1972B,174頁)
- ^ 岡田2010,315-316頁
- ^ 森川1972B,176-177頁
- ^ 岡田2010,74頁
- ^ 増井1999
- ^ 原文「조선민족의 천년숙적인 섬오랑캐들」[1]、デイリーNK訳「朝鮮民族の千年来の敵である島国の夷(えびす)」[2]。
- ^ 岡田2010,320頁
- 1 ウリャンカイとは
- 2 ウリャンカイの概要
- 3 参考文献
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