アントワープ讃歌とは? わかりやすく解説

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アントワープ讃歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 03:06 UTC 版)

アントワープ讃歌ラテン語: Hymnus Antverpiae)は、ヤン・ヴァン・デル・ローストが作曲した自由編成のための吹奏楽曲

アントウェルペン1993年欧州文化都市へ選定された際、それに合わせて開かれたイベント "Antwerpen 93" の開幕式のために委嘱され、様々な状況で演奏できる「親しみやすく、複雑でない」作品として書かれた[1]。同年3月27日、開幕式のフィナーレにおいて、フィリップ・ラングレ(Philippe Langlet)の指揮でヨーロッパ各地から集まった数百人の演奏者によって初演された[2]

楽曲構成

楽曲はNobile e ben sostenuto、変ホ長調、4/4拍子。ハ短調に転じる中間部をもつ三部形式。四声体によるコラール打楽器が加わった形で書かれているが、打楽器は割愛することも可能。使用楽器は厳密に指定されていないため編成は吹奏楽(ウィンドバンド)に限らず、演奏機会や楽器編成に応じて各パートを自由に割り当てることができる[1]。演奏時間は4分程度。

出典

  1. ^ a b Hymnus Antverpiae”. janvanderroost.com. 2017年5月3日閲覧。
  2. ^ Hymnus Antverpiae (1993)”. janvanderroost.jpn.org. 2017年5月3日閲覧。



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