アンソロジーコミック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 09:33 UTC 版)
アンソロジーコミックは、漫画におけるアンソロジーであり、主に短編や読み切りの漫画を収録した出版物を指す。コミックアンソロジー[1]やコミックアラカルト[2]と呼ばれる場合もある。
注釈
- ^ 家庭用ゲーム機への移植がないアダルトゲームが題材であるとき、性的描写を含めない形で出版されることが同人誌の場合より多いという相違点はある。
- ^ 事件に発展したケースとしては『ときめきメモリアル』を題材に三和出版から1996年7月に刊行された『ときめきALBUM』がコナミから東京地方裁判所へ仮処分を提起され、販売禁止命令が下された事例が存在する(その後、三和出版側が新聞に謝罪広告を掲載することで和解)。
- ^ 例えば二次創作同人誌の刊行には寛容だったアダルトゲームメーカーのLeafやTYPE-MOONは、一般書店に流通するアンソロジーに対してチェックが厳しいとされる。しかしギャルゲー業界で最初に公認マークを義務付けたKeyなどは内容に関して当初驚くほど寛容で、作家自身が許可されないだろうと思うものも通過したという逸話もあり、「版権者公認=厳しい内容チェック」と一概にはいえない。そのためか、最近のアンソロジーでは「このアンソロジーの作品は、それぞれの作者が独自の発想、解釈を加えて構成したものであり、(題材の作品名)に関する公式見解を示すものではない」という趣旨の断り書きを併記する例も見られるようになっている。
出典
- 1 アンソロジーコミックとは
- 2 アンソロジーコミックの概要
- 3 脚注
- アンソロジーコミックのページへのリンク