アキナケス
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アキナケス (古代ギリシア語: ἀκινάκης、古代ペルシア語ではアキナカ * akīnakah の説も) は、主に紀元前1千年の東部地中海地方で使われていたダガーナイフもしくはサイフォスの一種で、特にメディア王国、スキタイ、ペルシア、古代ギリシア[1]の人々に使われていた。 アキナケスの起源はスキタイだが、ペルシア人によって有名になり、またたくまに古代世界に広まった。その影響は、中国剣にも見ることができ、平安時代には日本にも伝わっていた(後述)。古代ローマ人は、この武器の起源がメディア王国にあると信じていた[1]。
- ^ a b c d Blair, Claude and Tarassuk, Leonid, eds. (1982). The Complete Encyclopedia of Arms and Weapons. p.17. Simon & Schuster 社. ISBN 0-671-42257-X.
- ^ “http://www.livius.org/a/1/iran/sword.jpg”. 2014年8月20日閲覧。
- ^ 田島公 「鳥羽宝蔵の「波斯国剣」」(東京大学史料編纂所編 『日本史の森をゆく』 中央公論新社〈中公新書2299〉、2014年12月20日、pp.55-59、ISBN 978-412-102299-8。
- 1 アキナケスとは
- 2 アキナケスの概要
- 3 関連項目
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