映画情報 |
わが命の唄 艶歌
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1968 |
| 配給: | 日活 |
| スタッフ | |
| 監督: | 舛田利雄 マスダトシオ |
| 原作: | 五木寛之 イツキヒロユキ |
| 脚色: | 池上金男 イケガミカナオ |
| 企画: | 園田郁毅 ソノダ |
| 撮影: | 高村倉太郎 タカムラクラタロウ |
| 音楽: | 伊部晴美 イベハルミ |
| 井上親弥 イノウエシンヤ | |
| 美術: | 木村威夫 キムラタケオ |
| 録音: | 福島信雅 フクシマノブマサ |
| スクリプター: | 土屋豊(1) ツチヤユタカ |
| 照明: | 熊谷秀夫 クマガイヒデオ |
| キャスト(役名) |
| 渡哲也 ワタリテツヤ (津上卓也) |
| 佐藤慶 サトウケイ (黒沢正信) |
| 芦田伸介 アシダシンスケ (高円寺隆三) |
| 松原智恵子 マツバラチエコ (森美矢子) |
| 芦川いづみ アシカワイヅミ (森亜矢子) |
| 水前寺清子 スイゼンジキヨコ (眉京子) |
| 藤竜也 フジタツヤ (露木隆一) |
| 団次郎 ダンジロウ (青山浩二) |
| 清水将夫 シミズマサオ (野川) |
| 山内明 ヤマウチアキラ (高根) |
| 青木義朗 アオキヨシロウ (雨宮) |
| 久遠利三 クドウトシゾウ (宮部) |
| 弘松三郎 ヒロマツサブロウ (安東) |
| 杉山俊夫 スギヤマトシオ (流しの男A) |
| 野呂圭介 ノロケイスケ (流しの男B) |
| 松下達夫 マツシタタツオ (西条) |
| 黒沢明とロス・プリモス クロサワアキラトロスプリモス (歌手A) |
| 一節太郎 ヒトフシタロウ (歌手B) |
| 笹みどり ササミドリ (歌手) |
| 青山ミチ アオヤマミチ (歌手) |
| 美川憲一 ミカワケンイチ (歌手) |
| 解説 |
| 五木寛之の原作小説『艶歌』(講談社刊)を、「無頼より 大幹部」のコンビの池上金男が脚色し、舛田利雄が監督した。撮影は「血斗(1967)」の高村倉太郎。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| コピーライターの津上は同僚の亜矢子と結婚の約束をした日、彼女に自殺された。原因は分らなかった。そんな時、津上の上司の黒沢が退職し、テレビ局に勤めたが、津上も亜矢子の死というショックで転職し、CM音楽のディレクターになった。アパートの管理人の娘京子は、そんな津上のよい話し相手だった。三年後、津上はレコード会社の企画制作局長をしている黒沢に誘われ、レコード会社のディレクターになる決心をした。レコード界の大物、艶歌の竜こと高円寺隆三のカメラ・ルポを見て、その情熱にひかれたためだった。津上は黒沢の秘書美矢子が、亜矢子の妹と知って衝激を受けた。美矢子は姉の自殺の理由を津上に聞いたが、それは津上にも分らないことだった。やがて高円寺の助手についた津上は、自分の感情の中に、これまで批判的だった艶歌に対する根強い愛着を発見した。そんなある日、津上と高円寺は流しで唄っている京子に会った。京子は父が公金横領で入獄したため、生計を助けるため唄っていたのだ。高円寺は最初から、そんな京子のノドに惚れた。一方、黒沢はレコード売り出しの方法で高円寺と対立し、新人歌手売り出しで決着をつけることになった。津上は黒沢の部下になり、青山浩二の売り出しに精魂を傾けた。対する高円寺は、京子に艶歌を唄わせて勝負することにしていた。この戦いは最初から青山のレコードの売れ行きが強く、勝負は決まったかに見えた。しかし、数カ月すると、京子のレコードも地方では売り上げの数字が高くなった。それには、黒沢も津上も注目していた。何か宣伝の起爆剤があれば、必ず爆発的な売れ行きを示すはず、と考えた高円寺は、心ならずも、京子の父の事件を週刊誌に洩らした。芸能ジャーナリズムが騒ぐと同時に、京子のレコードの売り上げは東京周辺でもグンと伸びを示し、ついに青山の数字を抜く勢いになった。しかし、高円寺との勝負に敗れたら今の地位を失う黒沢は京子の唄う艶歌を風俗上好ましくない。と放送規制にかけるように手を回したのだ。それには津上も愛想をつかし、黒沢の許を離れた。津上はまた、亜矢子の自殺の原因が黒沢にあることも知り、高円寺のやったような芸能界のカラクリを見抜いて、この世界を去る決心をしたのだ。彼らと未練気なく袂を分ったいまの彼には、ただ、心にしみるような艶歌しか残っていなかった。 |
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