三省堂 大辞林 |
「まだるっこい」の用例一覧
太宰治 作家の手帖 (青空文庫)
とこの人たちに対して尊敬の念を抱くべきであると厳粛に考えた、その当の産業戦士の一人である。その人から、私は数秒後には、ありがとう、すみません、という叮嚀なお礼を言われるにきまっているのだ。恐縮とか痛みいるなどの言葉もまだるっこい。私には、とて...
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魯迅 井上紅梅訳 明日 (青空文庫)
してまたしばらくたつと白かね色の曙の光が窓の隙間から射し込んだ。 單四嫂子が夜明けを待つのはこの際他人のような楽なものではなかった。何てまだるっこいことだろう。寶兒の一息はほとんど一年も経つような長さで、現在あたりがハッキリして、天の明るさは灯火を圧倒し、寶兒...
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菊池寛 ある抗議書 (青空文庫)
効果もなく三日経っても五日経っても犯人の手懸りが、少しも無いのを知ると、私は警察の活動が、 愈々 ( いよいよ ) まだるっこいように思われて、じっとして居られないようないらいらした心持に、ならずには居られませんでした。 父は...
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