ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬりかべは水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』(旧題:『墓場の鬼太郎』)の仲間の妖怪のひとり。塗壁、ぬり壁とも表記される。
注釈
- ^ アニメでは2眼だが、原作初期では単眼のこともあった。また、普段は見えないが口や鼻もある。
- ^ アニメ第3作103話でねずみ男に「中年妖怪」と言われた。
- ^ ただし、第4作104話「恐怖!吸血妖怪の島」などのように吸血妖怪に取り囲まれても血を吸われていない場面もある。
- ^ 原作初期では「酒豪」という設定だった。
- ^ アニメでは「ぬ~り~か~べ~」と伸ばす。
- ^ アニメ第3作・第4作の「妖怪大裁判」では拘束された鬼太郎や目玉おやじを救出する為に天狗ポリスを相手に立ち回り、第5作13話では大百足の毒を受けながらも鬼太郎たちを守るために戦う。
- ^ クレジットでは豊嶋のみ。
- ^ 通常時の身長は約3メートルなので、体の大きさを相当大きくしている。
- ^ 聴覚はある。『鬼太郎大百科』の図解では、人間の毛穴や汗腺に相当する全身の微細な穴に聴覚が備わると説明されている。
- ^ 「鬼太郎のお化け旅行」第4話の双頭ミイラ、第5作7話の雪女。
- ^ 第6作9話では、河童に尻子玉を抜かれて腑抜けになるシーンがあるが、10話では猫娘がヨースケくんを倒したときに発生した爆発の衝撃からまなを守ったときは何ともなかった。
- ^ 優勝した優美との写真撮影の際、「コーチ」としてサングラスやスーツを身に着けたバレバレの変装をしていた。
- ^ 石動零に倒され取り込まれたが、鬼太郎が零を打ち負かして奪い返した。
- ^ 『週刊少年マガジン』昭和41年No.37(9月18日号)掲載のゲゲゲの鬼太郎特集記事「妖怪大作戦」では「ウルトラマンくらいの大きさがある」という記述がある。当時ウルトラシリーズの巨大ヒーローで登場済みは初代ウルトラマンのみで、その身長は40メートルとされている。
- ^ 縮小する方では第3作103話で、幼児の膝下ほどの大きさまで縮んだ描写がある。
- ^ 地中から地面を突き破ったり、どこからともなく飛び降りて来たりしている。
- ^ 魔女の箒で飛ぶのに6本も必要であり、帰国する際に仲間達のように旅客機に乗れず貨物船で別行動するなど。
- ^ 空中から海上の船の元に現れた『ゲゲゲの鬼太郎』や、民家の中に飛び降りて来た第3作59話など。
- ^ ただし、それ以降にまなに惚れていることを表立って示す様子はない。まなも気に入ってるらしく、大仏顔のスマホケースを愛用する独特のセンスの中でも時折変える傾向で、16話で境港へ帰郷した際はケースにぬりかべの顔を描いており、ピンク色だったために第5作に登場した「ぬりかべ女房」風のデザインになっていた。
- ^ 人間界の式には出られないため、ゲゲゲの森で一反木綿と酒盛りをしていた。
出典
- ^ 水木しげる 編『鬼太郎大百科』小学館〈入門百科シリーズ〉、1980年。
- ^ 『ゲゲゲの鬼太郎』講談社〈テレビマガジンデラックス〉、1986年。
- ^ 『ゲゲゲの鬼太郎アニメ大百科』講談社〈ポケット百科〉、1986年。他、公式監修書籍多数。
- ^ a b 1週間編集部編『アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎 完全読本』講談社、2006年、31頁頁。ISBN 978-4-06-213742-3。
- ^ 谷中晶彦編『アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎 マニアックス』一迅社、2007年、10頁頁。ISBN 978-4-7580-1070-2。
- ^ a b c ゲゲゲの鬼太郎 DVD-BOX1 2007TVシリーズ SPECIAL BOOKLET 12ページ
- 1 ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎)とは
- 2 ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎)の概要
- 3 概要
- 4 妖術・技
- 5 映像作品における変遷
- 6 演者
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