芭蕉関係人名集 |
菅沼曲水(曲翠)
すがぬまきょくすい
(生年不詳)
曲翠とも。本名菅沼外記定常。膳所藩重臣。晩年奸臣を切って自らも自害して果てる。『幻住庵の記』の幻住庵は曲水の叔父菅沼修理定知の草庵。
曲水は、近江蕉門の重鎮でもあり、膳所における芭蕉の経済的支援をした。高橋喜兵衛(怒誰)は弟。
曲水の代表作
若楓茶色になるも一盛り(『猿蓑』)
菫草小鍋洗しあとやこれ(『猿蓑』)
時鳥背中見てやる麓かな(『猿蓑』)
むめ咲や臼の挽木のよきまがり(『炭俵』)
念入て冬からつぼむ椿かな(『炭俵』)
梟の啼やむ岨の若菜かな(『續猿蓑』)
若竹や烟のいづる庫裏の窓(『續猿蓑』)
水仙や練塀われし日の透間(『續猿蓑』)