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この子を残して

原題:
製作国:日本
製作年:1983
配給:松竹
スタッフ
監督:木下恵介 キノシタケイスケ
製作:笹井英男 ササイヒデオ

東條あきら トウジョウアキラ

金沢博 カナザワヒロシ

斎藤守恒 
原作:永井隆 ナガイタカシ
脚本:山田太一 ヤマダタイチ

木下恵介 キノシタケイスケ
撮影:岡崎宏三 オカザキコウゾウ
音楽:木下忠司 キノシタタダシ
美術:芳野尹孝 ヨシノノブタカ
編集:杉原よ志 スギハラヨシ
録音:島田満 シマダミツル
スチール:金田正 カネダタダシ
助監督:横堀幸司 ヨコボリコウジ
照明:佐久間丈彦 サクマタケヒコ
キャスト(役名
加藤剛 カトウゴウ (永井隆
十朱幸代 トアケユキヨ (永井緑)
中林正智  (永井誠一)
西嶋真未 ニシジママミ (永井乃)
淡島千景 アワシマチカゲ (ツモ
山口崇 ヤマグチタカシ (現在の誠一)
大竹しのぶ オオタケシノブ (三岸昌子)
神崎愛 カンザキアイ (三岸静子)
麻丘めぐみ アサオカメグミ (山崎敏江)
福田豊土 フクダトヨト (佐川先生
加藤純平 カトウジュンペイ (松田陽一)
今福将雄 イマフクマサオ今福正雄 (平田重造)
杉山とく子 スギヤマトクコ (平田マツ
山本亘 ヤマモトセン (山本卯太郎
野々村潔 ノノムラキヨシ (国民学校教師
浜田寅彦 ハマダトラヒコ (青木信太郎)
解説
長崎原爆で妻を失くし、自らも被爆した医学博士が、自分体験後世に残すため書き綴る姿を描く。永井隆原作ノンフィクション映画化で、脚本山田太一と「父よ母よ!」の木下恵介共同執筆監督木下恵介撮影は「南十字星」の岡崎宏三それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
昭和二十八月七日長崎医大放射線科医師永井隆日増しに激しさを増す空襲に、十歳息子・誠一と五歳の娘・乃を、妻・緑の母・ツモの居る木場疎開させた。その夜、緑は診察のため長い放射線をあび、自ら命を縮めようとしている隆に休息するよう懇願するが、彼は患者が増えているからと聞き入れない。八月九日午前十一二分。川で泳いでいた誠一は、浦上の方で空がピカッと光るのを見た。そして突風津波のように押しよせてきた。街の方で何かあったのかもしれないと様子を見に出かけたツモは、日が暮れてから漸く緑の骨を缶に拾って戻って来た。次の日、ツモが誠一を連れて焼跡訪れると小さな十字架立てられていた。ツモは隆がここに来たと言う。隆はその頃、被爆者救護活動をしていた。ツモと骨を拾っていた誠一は焼け焦げた縁のクルスを拾う。八月十五日、日本無条件降伏戦争は終った。隆は放射線医として原爆記録を綴っていたが、子供たち二人のために、たった一人の母の思い出と、人間としての尊厳を守る強い愛を残そうと自分体験執筆し始めた。新学期から誠一が大村学校に変わることになった頃、緑の妹・昌子が尋ねて来た。彼女は修道院へ入ると言う。そして、昌子は原爆落ちた日、生徒たちを置き去りにして防空壕逃げ、ついて来た一人生徒仲間助けようとし眼の前で死んだこと、自分は何もせず怖くて茫然としていたことを告げる。隆は執筆のために建てた如己堂で何冊も脱稿するが、進駐軍検閲厳しく一冊も本にできなかった。そして、三年後の四月一日、「長崎の鐘」が発売された。一九五一年、隆は四十三歳で亡くなり、翌年ツモが後を追った。誠一は成人し、今は世界戦地を回る通信記者になっていたが、父の教えを立派に守っていた。


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この子を残して

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/05 08:04 UTC 版)

この子を残して』(このこをのこして)は、永井隆の随筆作品、およびそれを原作とした木下惠介監督の映画作品。




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