Crosh
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 03:04 UTC 版)
crosh
|
|
この記事には複数の問題があります。
|
|
|
この記事はカテゴライズされていないか、不十分です。
|
Croshとは、Chrome OSデバイスのデベロッパー向けシェル。
ChromeブラウザからCtrl+Alt+Tでアクセスでき、システム情報を表示したり、デバッグを行ったりするためのツールとして利用される。
機能
|
|
- システム情報の確認:デバイスのバージョン、CPU、RAMなどの情報を確認できる。
- 診断テスト:バッテリーの充電状態や、その他のシステムコンポーネントのテストを実行できる。
- 開発者モードの有効化:Chrome OSの開発者モードを有効・無効にすることができる。
- リフレッシュ:Chrome OSを再インストールできる。
- コマンドラインツール:基本的なLinuxコマンドラインツールを使用できる。
使用方法
Croshが起動すると、コマンドプロンプトが表示される。ここで、上記の機能に関するコマンドを記述して実行できる。
- バッテリー状態の確認
-
battery_testと入力してEnterキーを押すと、Chromebookのバッテリーの状態を確認することができます。バッテリーの充電レベルや残量、充電サイクル数などの情報が表示されます。
- ハードウェア情報の表示
-
chrome://systemと入力してEnterキーを押すと、Chromebookのハードウェア情報やシステム情報が表示されます。これには、CPUの型番やメモリの容量、ストレージの使用状況などが含まれます。- ネットワーク情報の確認
-
ifconfigと入力してEnterキーを押すと、Chromebookのネットワークインターフェースの情報を表示します。これには、IPアドレスやネットワークの状態、接続されているデバイスなどが含まれます。- その他のシステム情報
-
topと入力してEnterキーを押すと、システムのリソース使用状況をリアルタイムで表示します。これには、CPU使用率やメモリ使用量、プロセスの実行状況などが表示されます。 croshを使用してこれらのコマンドを実行することで、Chromebookのシステム情報を簡単に取得することができます。これにより、Chromebookのパフォーマンスや状態を把握し、必要な場合には問題の解決やデバッグ作業を行うことができます。
注意点
- Croshは開発者向けの機能であるため、一般ユーザーが利用するものではない。
- 悪ふざけでcroshのコマンドを入力するとPCに支障をきたす可能性があるので、絶対に悪ふざけでは使用しないでください。
外部リンク
https://www.chromium.org/chromium-os/developer-library/reference/device/crosh/
- Croshのページへのリンク