Car Parking Multiplayerとは? わかりやすく解説

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Car Parking Multiplayer

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/01 23:51 UTC 版)

Car Parking Multiplayer
ジャンル シミュレーションゲーム、ドライビングゲーム、オープンワールド
対応機種 Android
iOS
Nintendo Switch
開発元 OGAMES(Olzhass Games)
発売元 Olzhass Games
Aidana Kengbeiil(iOS)
シリーズ Car Parking Multiplayer
人数 1人、オンラインマルチプレイ対応
発売日 Android
2017年3月20日
iOS
2018年4月23日
Switch
2023年1月19日
ゲームエンジン Unity
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『Car Parking Multiplayer』(カーパーキングマルチプレイヤー、略称:CPM、カーパ、カーパーキング)は、カザフスタンのゲーム開発会社OGAMES(ブランド名:Olzhass Games)により開発・運営されるオープンワールド型のドライビングシミュレーションゲーム。

Android版は2017年3月20日、iOS版は2018年4月23日より順次サービスインし、Nintendo Switch版は2023年1月19日に発売された。Android / iOS版は基本プレイ無料(アイテム課金制)。Nintendo Switch版はダウンロード専用の有料タイトルとして販売された[1][2][3]。

Google Playでは「1億+」のダウンロード数と300万件を超えるレビューが表示されている[4]。2024年に行われたカザフスタン政府関係者によるOGAMES訪問に関する発信では、世界累計2億ダウンロードを達成したとの説明も行われた[5]。

概要

本作は、駐車位置への正確な停車を目的とする駐車シミュレーションを基本としながら、自由走行が可能なオープンワールドとオンラインマルチプレイを組み合わせたゲームである。

また、「駐車だけ」に限定されないゲームとして、オープンワールドでの自由走行、他プレイヤーとのレース、車両交換、フレンド機能、ボイスチャット、ポリスモード、タクシー・貨物・配送などのロールプレイ要素も実装されている[1]。

ゲーム内では、駐車課題を達成することによる報酬獲得だけでなく、自由走行、車両のカスタマイズ、オンラインでの交流や車両交換など、複数の遊び方が用意されている。

ゲームシステム

駐車・運転
ゲームの基本要素は、指定された場所へ車両を駐車する課題を達成することである。
駐車以外では、自由走行によってマップ内を探索できるほか、レースなどの走行イベントにも参加できる。
オープンワールド
ゲーム内には市街地、高速道路、山道、オフロードなどを含む複数の環境が用意されており、プレイヤーはマップ内を自由に移動できる。
公式説明では、ガソリンスタンドやカーサービスなどの施設を備えたオープンワールドとして紹介されている。建物の内部に入ることが可能な場所も存在する[4]。
オンラインマルチプレイ
オンラインモードでは、他のプレイヤーと同一のゲーム空間に参加できる。
主な機能として、以下が実装されている。
  • 自由走行
  • マルチプレイヤーレース
  • プレイヤー間の車両交換
  • フレンドリスト
  • テキストチャット
  • ボイスチャット
  • カーミーティングなどのプレイヤーイベント
  • ロールプレイ
車両交換・売買
プレイヤーはオンライン上で他のプレイヤーと車両を交換できる。コミュニティでは、車両の売買機能は「World Sale」などの名称で呼ばれており、カスタマイズを施した車両の取引にも利用されている。
ロールプレイ
オンライン環境では、自動車を用いたロールプレイが可能である。
ドローンモード
ドローンモードでは、ゲーム内の環境を別視点から探索したり、ゲーム内の風景や車両を撮影したりできる。
車両とカスタマイズ
本作にはスポーツカー、クラシックカー、セダン、SUV、ピックアップトラック、トラックなど、複数の種類の車両が収録されている。
メカニカルチューニング
車両の性能面では、以下のような調整が可能である。
ビジュアルカスタマイズ
外観については、ホイール、車体パーツ、ボディキットなどを変更できるほか、バイナルを使用して車体のデザインを作成できる。
バイナルは複数の図形やデザイン要素を組み合わせて車体に配置できるため、実在車両を再現したデザインやオリジナルデザインなど、プレイヤーごとのカスタム車両を制作する用途に利用されている。
キャラクターカスタマイズ
プレイヤーキャラクターについても衣服やスキンを変更できる。複数のアニメーションやリアクションを選択する機能も実装されている[1]。
マップと施設
ゲームには複数の環境が収録されており、都市部、高速道路、山岳地帯、オフロードなど異なる走行環境を利用できる。
また、ガソリンスタンドや自動車サービス施設など、車両の維持やゲーム内活動に関連する施設が配置されている[4]。
建物の内部を探索できる場所もあり、単純なレースコースだけではなく、自由走行や撮影、プレイヤー同士の交流を目的とした利用も行われている。

開発・運営

本作の開発・配信元は、カザフスタンの企業OGAMESで、ゲームブランドとしてOlzhass Gamesまたはolzhassの名称が使用されている。

OGAMESのEULAでは、ゲームの利用契約をカザフスタンで登録されたOGAMESとの契約として定めている[6]。

Google Playでは開発者名が「olzhass」、開発者情報では法人名が「OGAMES, TOO」と表示されている[4]。

iOS版ではApp Store上のデベロッパー名が「Aidana Kengbeiil」となっており、著作権表記には「© OGames」と記載されている[1]。

ゲームエンジン

『Car Parking Multiplayer』はUnityを使用して開発されている。ゲームの配信記録ではUnity Technologiesがゲームエンジンとして記載されている[2]。

また、公式プライバシーポリシーでは、第三者サービスとしてUnity Analyticsを利用していることが記載されている[7]。

アップデート

本作は長期的にアップデートが続けられており、新車種、マップ、カスタマイズ要素、イベント、ゲームモード、物理演算、UI、最適化などが継続的に追加・変更されている。

App Storeのバージョン履歴では、2026年にも新しいレーストラック、イベント、新車・改修車、キャラクターアニメーション、物理演算の調整、バグ修正などが行われている[1]。

Google Playの開発者ページでは、Olzhassは各プロジェクトを少なくとも2か月ごとに更新すると説明している[4]。

オンラインコミュニティ

本作ではゲーム内のマルチプレイ機能だけでなく、外部コミュニティを利用したプレイヤー間交流も行われている。

公式Discordでは、アップデート告知、バグ報告、車両や機能の提案、プレイヤーイベント、車両売買などに関するチャンネルや制度が整備されている。

また、YouTube、Instagram、X、Facebook、Threads、Telegramなどの外部SNSを通じた情報発信やユーザー交流も行われている。

近年では、YouTubeやTikTokなどの動画投稿者を対象とした公式クリエイター制度も整備されている。

プレイヤーコミュニティとクラン

本作では、オープンワールドとオンラインマルチプレイの自由度の高さを背景として、プレイヤー同士によるチーム(グループ)形成やコミュニティ活動が活発に行われている。

外部SNSを活用したチーム運営
多くのチームでは、LINEの「オープンチャット」機能やDiscordといった外部コミュニティツールを活用してチームの連絡網を構築している。これらのSNSを通じて、カーミーティングの開催日時や集合場所の告知、カスタムバイナルの制作テクニックの共有、入隊希望者の審査(所有車両のカスタマイズ精度やマナーの確認)などが日常的に行われている。
マップ内における「拠点(アジト)」の形成
チーム活動の大きな特徴として、ゲーム内に存在するオープンワールドマップ上の特定のロケーション(市街地のハンバーガーショップやガソリンスタンド、高速道路のパーキングエリア、空港、サーキット、山道の駐車場、高級住宅街など)をチーム独自の「拠点(アジト・溜まり場)」として指定する文化が存在する。同一サーバーの拠点エリアにメンバーが集結し、車両を綺麗に並べるカーミーティングをはじめ、拠点周辺の警備・巡回を模したロールプレイ(RP)やメンバー間の交流の場として利用されている。
独自の命名文化と公式クラン機能
ゲーム初期には公式のチーム機能が未実装であったため、プレイヤーネームの冒頭にチーム名や「〇〇組」など接頭辞を付与し「〆」などを付けることでグループの所属を識別する独自の文化が定着した。2024年2月のアップデートにより、ゲーム内に正式なシステムとして「クラン(Clan)」機能が実装され、チーム名や専用ロゴの設定、デイリータスクの達成度や全メンバーの総走行距離に応じたランキング表示など、従来非公式に行われていたチーム活動がゲームシステム上でも正式にサポートされるようになった。しかし、課金機能であり4500円と年齢層的にも高い金額のため、クランを持たないチームも一定数存在するのも現状である。

チート対策

運営元はチート、ハック、ゲーム内容を改変する第三者アプリなどを禁止している。

EULAでは、チート、ハック、ゲームのコンテンツを変更する第三者アプリの使用を禁止し、違反した場合にはアカウントの停止や法的措置の可能性があると定めている。また、公式ストア以外から入手したAPKなどの非公式版についてはサポート対象外としている[6]。

ユーザー生成コンテンツ

本作では、プレイヤーが作成した車両デザイン、スキン、デカール、画像、マップなどのユーザー生成コンテンツを利用できる。

EULAでは、プレイヤーが作成したユーザー生成コンテンツそのものの所有権は原則として作成者または正当な権利者に残る一方、ゲームの運営、開発、改善、宣伝などを目的として、運営会社に広範な利用許諾を与える仕組みが定められている[6]。

プライバシーと課金

モバイル版は広告およびアプリ内購入に対応している。iOS版では、ゲーム内通貨、車両、エンジン、ポリスカー、プレミアムサブスクリプションなどのアプリ内購入が設定されている[1]。

公式プライバシーポリシーでは、Google Play Services、AdMob、Appodeal、Unity Analyticsなどの第三者サービスを利用していることが説明されている。また、エラー発生時には端末情報、OSのバージョン、IPアドレス、アプリ設定、利用日時などのログデータを取得する場合があるとしている[7]。

沿革

2017年
  • 3月20日 - Android版が世界向けにサービス開始[2][8]。初期は駐車課題を中心としたゲームとして展開された。
2018年
  • 4月23日 - iOS版がサービス開始[2]。
  • その後のアップデートにより、オンラインマルチプレイや自由走行、車両交換などの要素が拡張された。
2019年
  • ベータ版の配信・テストが行われ、新車種、マップ、UI、クラウドセーブなどの機能拡張が進められた。
  • 公式コミュニティでは、カーミート、車両売買、プレイヤーによる車両追加提案などの活動が行われるようになった。
2020年
  • Android向けに配信されていた『Car Parking Gearbox』および『Car Parking HD』との統合が行われ、『Car Parking Multiplayer』を中心とした展開へ移行した。
  • アップデートではオドメーター、新しいUI、カメラアングル、ドリフトモード、新車種などが追加された。
  • チート対策が強化され、不正に生成・改変された車両やゲーム内データへの対応が進められた。
2021年
  • 新車種、マップ、カスタマイズなどを中心としたアップデートが継続された。
  • Android版・iOS版それぞれで順次アップデートが配信された。
2022年
  • オンラインイベントやコミュニティ活動が拡大し、カーミーティング、レースなどのプレイヤー主導のイベントが行われるようになった。
2023年
  • 1月19日 - Nintendo Switch版の販売を開始[3]。
  • モバイル版では新車種、車両カスタマイズ、エンジン音、オンラインコミュニティなどに関するアップデートが継続された。
2024年
  • 4.8系のアップデートが継続され、車両、マップ、カスタマイズ、オンライン機能などが拡張された。
  • 2024年には続編『Car Parking Multiplayer 2』が登場した。
2025年
  • 4.9系への移行が進み、ゲーム内イベント、車両、カスタマイズ、World Sale、オンライン機能などが更新された。
  • 公式コミュニティでは、車両提案、機能提案、バグ報告などの仕組みがより体系化された。
2026年
  • 4.9系の更新が継続され、新レーストラック、イベント、新車種、改修車、キャラクター関連機能、物理演算の調整、バグ修正などが行われている。
  • App Storeでは2026年7月時点でバージョン2.7.0が公開されている。

評価・普及

Google Playでは2026年8月時点で1億回以上のダウンロードと300万件を超えるレビューが表示されており、モバイル向けドライビングゲームとして大規模なユーザー基盤を持つ[9]。

Sensor Towerのデータでも、Android版は世界で1億から5億インストールの範囲に分類されており、開発元の所在国はカザフスタンとされている[10]。

ユーザーレビューでは、オープンワールド、車両の種類、カスタマイズ、マルチプレイなどが評価される一方、アップデート後の不具合、オンライン環境、チート対策などに関する改善要望も見られる[11]。

続編および関連作品

Car Parking Multiplayer 2
2024年に配信された本作の続編。
本作と同様にオープンワールドとオンラインマルチプレイを採用し、車両カスタマイズ、車両交換、ボイスチャット、ポリスモードなどを搭載する。さらに、ドラッグレース、ダイノ測定などの要素が追加されている。公式ストアでは160台の車両と82種類の駐車・運転チャレンジが紹介されている[12]。
PC向けにはSteamで『CPM 2』として展開されている。これは初代『Car Parking Multiplayer』のPC版ではなく、続編のPC展開である[13]。
CPM Traffic Racer
『Car Parking Multiplayer』シリーズから派生したレーシングゲーム。
高速道路やオフロードを舞台に、交通車両を避けながら走行し、車両を購入・強化してランキングを競うゲーム内容を特徴とする。マルチプレイでの自由走行やレースにも対応している[14]。
CPM Garage
車両制作やカスタマイズを中心とする関連作品としてAndroid向けに配信されている[15]。
Nextgen: Truck Simulator Drive
大型トラックを中心とした運転シミュレーションゲーム。

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 “Car Parking Multiplayer”. App Store. 2026年8月20日閲覧。
  2. 1 2 3 4 “Car Parking Multiplayer Releases”. MobyGames. 2026年8月20日閲覧。
  3. 1 2 “Olzhass Games”. 4Gamer.net. 2026年8月20日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 “Car Parking Multiplayer”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。
  5. ↑ “Zhaslan Madiyev デジタル開発・イノベーション・航空宇宙産業大臣によるOGamesオフィス視察記録”. Instagram (2024年5月). 2026年8月20日閲覧。
  6. 1 2 3 “Car Parking Multiplayer EULA”. OGAMES. 2026年8月20日閲覧。
  7. 1 2 “Car Parking Multiplayer Privacy Policy”. OGAMES. 2026年8月20日閲覧。
  8. ↑ “Car Parking Multiplayer - Overview”. Sensor Tower. 2026年8月20日閲覧。
  9. ↑ “Car Parking Multiplayer”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。
  10. ↑ “Car Parking Multiplayer - Overview”. Sensor Tower. 2026年8月20日閲覧。
  11. ↑ “Car Parking Multiplayer”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。“Car Parking Multiplayer”. App Store. 2026年8月20日閲覧。
  12. ↑ “Car Parking Multiplayer 2”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。
  13. ↑ “CPM 2”. Steam. 2026年8月20日閲覧。
  14. ↑ “CPM Traffic Racer”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。
  15. ↑ “Android Apps by olzhass”. Google Play. 2026年8月20日閲覧。

外部リンク




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