FXやCFDのダブル指数移動平均とは |
FXやCFDのダブル指数移動平均とは、指数移動平均と指数移動平均の指数移動平均を用いたテクニカル指標のことです。ダブル指数移動平均は2重指数移動平均ともいい、英語では、DEMA、Double Exponential Moving Averageなどといいます。
ダブル指数移動平均は、次の式で求めることができます。
ダブル指数移動平均=指数移動平均×2-指数移動平均の指数移動平均
ダブル指数移動平均は、指数移動平均よりも早く反応するという特徴があります。

上の図は、ドイツのシーメンス株のチャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。赤色の線がダブル指数移動平均、青色の線が指数移動平均です。
赤色の四角で囲んだ部分を見ると株価が高値圏にあり、ダブル指数移動平均も指数移動平均も上昇していることがわかります。また、指数移動平均よりもダブル指数移動平均のほうが大きく上に向いていることがわかります。
青色の四角で囲んだ部分を見ると株価が安値圏にあり、ダブル指数移動平均も指数移動平均も下降していることがわかります。また、指数移動平均よりもダブル指数移動平均のほうが大きく下に向いていることがわかります。
ダブル指数移動平均は、指数移動平均と併用して売買のエントリーポイントを見つけることもできます。

上の図は、EUR/USDの1時間足チャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。赤色の線がダブル指数移動平均、青色の線が指数移動平均です。
赤色の線が青色の線を下から上へ突き抜けた地点が買いのエントリーポイントになります。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。
また、赤色の線が青色の線を上から下へ突き抜けた地点が売りのエントリーポイントになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分です。

上の図は、金先物のチャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。EUR/USDのチャートと同じように、ダブル指数移動平均と指数移動平均のそれぞれの線が交差した地点が売買のエントリーポイントになります。
ダブル指数移動平均は、次の式で求めることができます。
ダブル指数移動平均=指数移動平均×2-指数移動平均の指数移動平均
ダブル指数移動平均は、指数移動平均よりも早く反応するという特徴があります。

上の図は、ドイツのシーメンス株のチャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。赤色の線がダブル指数移動平均、青色の線が指数移動平均です。
赤色の四角で囲んだ部分を見ると株価が高値圏にあり、ダブル指数移動平均も指数移動平均も上昇していることがわかります。また、指数移動平均よりもダブル指数移動平均のほうが大きく上に向いていることがわかります。
青色の四角で囲んだ部分を見ると株価が安値圏にあり、ダブル指数移動平均も指数移動平均も下降していることがわかります。また、指数移動平均よりもダブル指数移動平均のほうが大きく下に向いていることがわかります。
ダブル指数移動平均は、指数移動平均と併用して売買のエントリーポイントを見つけることもできます。

上の図は、EUR/USDの1時間足チャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。赤色の線がダブル指数移動平均、青色の線が指数移動平均です。
赤色の線が青色の線を下から上へ突き抜けた地点が買いのエントリーポイントになります。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。
また、赤色の線が青色の線を上から下へ突き抜けた地点が売りのエントリーポイントになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分です。

上の図は、金先物のチャートにダブル指数移動平均と指数移動平均を描画したものです。EUR/USDのチャートと同じように、ダブル指数移動平均と指数移動平均のそれぞれの線が交差した地点が売買のエントリーポイントになります。
(2012年08月16日更新)