株価分析のバイセルポイントとは |
株価分析のバイセルポイント(buy sell point)とは、テクニカル指標のMACDにおける売買のエントリーポイントを見やすく描画したテクニカル指標のことです。
MACDは、長期と短期のEMA(指数平滑移動平均)により求められます。
EMAは、SMA(単純移動平均)とは異なり、古い日付の株価よりも新しい日付の株価のほうに重みを付けて算出します。

上の図は、上段にSMA、下段にEMAを描画したものです。
SMA、EMAとも計算日数は10週ですが、SMAよりもEMAのほうが株価にくっついて推移していることがわかります。
赤色の四角で囲んだ部分は、株価が急騰した後に反落した局面です。SMAでは株価の急騰に追いつけず、また、反落にも反応していません。一方、EMAでも株価の急騰に追いつけずにいますが、反落には反応して下げています。
このように、株価に対する反応は、SMAよりEMAのほうが大きいことがわかります。

上の図は、MACDとバイセルポイントを描画したものです。
バイセルポイントでは、短期のEMAが長期のEMAを下から上へ突き抜けた時に赤色のラインを描画します。この地点が買いのエントリーポイントになります。
また、短期のEMAが長期のEMAを上から下へ突き抜けた時に青色のラインを描画します。この地点が売りのエントリーポイントになります。
MACDは、長期と短期のEMA(指数平滑移動平均)により求められます。
EMAは、SMA(単純移動平均)とは異なり、古い日付の株価よりも新しい日付の株価のほうに重みを付けて算出します。

上の図は、上段にSMA、下段にEMAを描画したものです。
SMA、EMAとも計算日数は10週ですが、SMAよりもEMAのほうが株価にくっついて推移していることがわかります。
赤色の四角で囲んだ部分は、株価が急騰した後に反落した局面です。SMAでは株価の急騰に追いつけず、また、反落にも反応していません。一方、EMAでも株価の急騰に追いつけずにいますが、反落には反応して下げています。
このように、株価に対する反応は、SMAよりEMAのほうが大きいことがわかります。

上の図は、MACDとバイセルポイントを描画したものです。
バイセルポイントでは、短期のEMAが長期のEMAを下から上へ突き抜けた時に赤色のラインを描画します。この地点が買いのエントリーポイントになります。
また、短期のEMAが長期のEMAを上から下へ突き抜けた時に青色のラインを描画します。この地点が売りのエントリーポイントになります。
(2012年06月16日更新)