THE IDOLM@STER Dearly Stars システム

THE IDOLM@STER Dearly Stars

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 18:49 UTC 版)

システム

基本システムは『SP』までを踏襲しているが、以下の点で変更が加わっている。

  • プロデューサー視点ではなく、アイドル視点でプレイする仕様である。そのため、ゲームジャンルは「トップアイドルアドベンチャー」となっている。
  • チャプター制を採用し、年月とプロデュース期限等は撤廃。季節イベントなどの期間限定営業イベントも存在しない。
  • 分岐とマルチエンディング制を採用。分岐は基本的にオーディションの合否で行われる。例えばデビューオーディションは不合格になるとバッドエンドとなる。合否にかかわらず次の分岐がないものもある。また例外としてオーディションの合否に加え、直後の選択肢により分岐するチャプターも1ヶ所のみ存在する。
  • 過去作は1週間の予定で組む必要があったのに対し、月曜から土曜までのスケジュールはその日その日で決定する。日曜日は休日となり、アクセサリの入手タイミングはこの時となる。
  • 各チャプターの営業で獲得した思い出はそのチャプターのみで有効。次のチャプターへは持ち越しができない。
  • レッスンはこれまでの6種類から3種類に削減。また、ランクEからレッスンの際に765プロのアイドルがレッスンを見てくれるイベントが追加された。『SP』にあったライバルオーディション・約束システム・各種ブーストはない。
    ただし愛のレッスンで春香、絵理では美希、涼では真など各キャラクターのストーリーに関わるアイドルはレッスンのイベントに登場しない、ストーリー・レッスンの両方で登場する例外は涼ルートでの律子のみ。
    石川社長のメールの中で「八方美人になるのだけはやめるように」と釘を刺されるが、特にペナルティはない。
  • オーディションはチャプターの最後に参加する。参加条件として、営業パートで「!」の付けられた重要イベントを全て見終えることが必要となった。
  • オーディションシステムの変更。
    • 従来作で採用されていた6人のプレイヤー(CPU含む)による対戦形式を廃し、表示されている合格率をさまざまな手段で変動させて合格を目指す形式に変更。
    • アピールに関するシステムが撤廃。審査員がこれまでの3人から1人に減少。
    • オーディションに30秒の制限時間と合格率が追加。合格率は時間が過ぎていくと審査員の興味が減るのと比例して合格率も下がるため、思い出を使用して興味を引く=合格率を上げる必要がある。Xbox 360版や『SP』のフリープロデュースのような思い出の使用回数制限はない。なお、合格率はイメージのパラメータで初期値が決まる。
  • 旧作からの再録曲は『THE IDOLM@STER』『GO MY WAY!!』『relations』『shiny smile』『エージェント夜を往く』『キラメキラリ』の6曲で、それまでの作品とは異なるイメージ設定がされている。旧作からの再録の内、本作発売時点でイメージが判明していなかった『shiny smile』以外の5曲はすべてダンスイメージと設定されていた。『shiny smile』は『SP』のダウンロードコンテンツではビジュアルイメージとなったが、『SP』での同曲の配信は本作の発売より後のことである。そのほかにイベント専用で『目が逢う瞬間』が登場する。
  • 新曲は共通の『"HELLO!!"』と各キャラの専用曲『ALIVE』『プリコグ』『Dazzing World』の4曲。『"HELLO!!"』は再録6曲同様最初から使用でき、残りの3曲はキャラ毎にストーリー進行で登場。登場するとそのプレイ中は曲変更ができなくなるため、パラメーターの調整が難しくなる。一定条件をクリアすることでステージモードにて別キャラクターに歌わせることもできる。『Dazzing World』に限り、2種類の歌い方がある。
  • 新たに振り付けパネルが追加。曲のイメージに合わせた振り付けパネルを取り付けるとステータスが上昇する。パネルはレッスンや765プロのアイドル達に見てもらうイベントで高い評価を得ると入手できる。

他作品との表記上の変更点

本作では、アイドルランクはストーリーの進行上オーディションをクリアすれば一定値ずつ上昇する仕様となっている。また、他のシリーズにてイメージレベルの段階として用いられていた「○○アイドル」といった名称は、アイドルランクの段階としても扱われており、イメージレベルの名称も従来作品と同じ扱いで残っている。ランクにおける個別の名称区分は以下の通り。

  • ランクF(1万人未満。素人アイドル)
  • ランクE(1万人以上。駆け出しアイドル)
  • ランクD(10万人以上)
  • ランクC(30万人以上。メジャーアイドル)
  • ランクB(70万人以上。スーパーアイドル。「ロード・トゥ・トップアイドル」参加条件という設定あり)
  • ランクA(100万人以上。トップアイドル)
  • ランクS(アイドルアルティメイト優勝。確認されているアイドルは10数年前の日高舞のみ)

なお765プロのアイドルが現在どのランクにいるのかは明かされていないが、三浦あずさに限り現在のアイドルランクがBであることが暗に示唆されている。







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