CONTROL〜犯罪心理捜査〜 エピソードリスト

CONTROL〜犯罪心理捜査〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 17:56 UTC 版)

エピソードリスト

話数エピソードタイトル初回放送日 脚本演出
I顔は真実を隠せない! 心理学でわかる事件の裏側
2011年1月11日寺田敏雄村上正典
1ヶ月間の張り込みの末に犯人・磯村(今村浩継)を発見した刑事・瀬川里央はその犯人を追跡中、犯人に撃たれ重傷を負う。2ヶ月後、現場復帰した里央は突如として警視庁凶行犯捜査課への異動を命じられるが、そこで里央は自分が厳密には凶行犯捜査課の「分室」の室長に任命されたことを知る。そして同時にそれは「分室」の唯一の同僚の心理学教授・南雲準と組むことを意味していた。一方、凶行犯捜査課が担当していた連続通り魔事件で3件目の犯行が発生、3人目の素性は依然として分からないままだった。やがて3人目の素性が判明し、被害者達が振り込め詐欺グループの一員という線で繋がりが明らかになる中、南雲は3人目の被害者の両親に興味を示す。
II女教授殺害予告!守りたい嘘
2011年1月18日田辺満村上正典
里央が南雲を迎えに稜南大学にやってきて講義を聞き終えた頃、大学の女子トイレ内で理学部教授の梶間が刺殺される事件に遭遇する。相当な返り血を浴びているはずの犯人の姿が目撃されない中、ネットの掲示板で犯行予告が書かれていたことが判明、ネットに書き込んだ元稜南大学の学生・小柳の存在が浮かび上がる。任意同行に応じた小柳は犯行を自供するが、南雲は小柳の供述は嘘だと見抜く。やがて南雲は梶間の研究室の博士研究員・美鈴に疑惑の目を向ける。
III子供の心理と消えた犯人の謎
2011年1月25日高山直也佐藤源太
ある小学校で小学校4年生の江美里が突然侵入してきた男にプールに突き落とされ溺死した事件が発生。生徒の精神面を考慮し女性の学校側の要請で、里央と南雲が事情聴取を担当することに。捜査では2か月前から学校周辺に不審な男がいたという情報が挙がり、目撃者の江美里の友達と警備員・韮崎の証言を元に作られた似顔絵の男が発見されるが、南雲と杉浦は男の様子から犯人ではないと確信し、男のアリバイも証明された。そして里央と南雲は独自の視点で事件のやりきれない真相を突き止めたが…。
IV心理学者対決!! 交換殺人の罠
2011年2月1日中村功一城宝秀則
V崩された100%のアリバイ
2011年2月8日中村功一村上正典
南雲に資料を届けにビリヤード場まで来た里央と南雲の前に南雲の大学院時代の友人・吾妻が現れ、著作「交換殺人」を渡される。そんな中、広告代理店「東都企画」の社員・檜山聡(猪狩賢二)がマンションの自室で殺害される事件が発生。第一発見者の証言から檜山に最も恨みのある男・宮田に嫌疑が向けられるが、宮田には完璧なアリバイがあった。宮田への取り調べ模様を見た小板橋らは南雲の参考書を頼りに宮田をシロだと断定するが、南雲は宮田のリアクションがあらかじめ誰かに教えてもらったものだと分析。里央と南雲は無断で彼の部屋に入り吾妻の「交換殺人」を発見し、宮田が交換殺人に加担していたと感づき、吾妻との関連を疑う。だが、宮田が交換殺人を実行しようと思われた時、事態は予想もしない方向に進んでいく。
VI容疑者が死亡!? 父と娘の誓い
2011年2月15日田辺満
吉高寿男
佐藤源太
マンション内で女子大生が殺害される事件が発生。娘の死を前にした宮原の姿を見た里央は犯人にいつになく怒りを燃やす。被害者には別人のDNAが残されており、容疑者としてマンションの隣人・吉崎徹(松村良太)に目をつける。吉崎は連行を求めると突如逃走、その際にマンションから転落して入院する。やがてDNAが一致したことで逮捕の手筈が整い、里央は宮原に乞われて吉崎が逮捕されることを話す。だが、後日吉崎が毒殺されてしまい、監視カメラには宮原の姿が映っていた。取り調べで宮原は犯行を認めるが、南雲は共犯者の存在を感知する。
VII作られた記憶と疑惑の目撃者
2011年2月22日佐伯俊道城宝秀則
女子大生・須藤由里子(青谷優衣)が自宅で複数に渡ってナイフで刺され殺される事件が発生。事件前には黄色い箱を掲げたダークブルーの作業服を着た男の目撃証言が多数挙がっていた。そんな中、被害者もバイトで同じ作業服を着ていたという情報から由里子の交際相手・中尾の存在が浮かび上がる。町内会長の山田や近所の主婦達の証言から中尾で間違いないだろうと断定されるが、南雲は目撃証言の曖昧さを指摘し、証言の全部が「黄色い箱を掲げたダークブルーの作業服を着た男」に集約していることに疑問を覚える。
VIII逃亡!? 過去を消せない犯罪者
2011年3月1日寺田敏雄村上正典
IX仲間の為に!犯人との心理戦
2011年3月8日寺田敏雄村上正典
連続空き巣事件が相次いで発生し、4件目の犯行で犯人は殺人を犯していた。犯行の手口から空き巣の前科がある塚原に容疑がかかるが、かつて塚原と関わった寺西は塚原の無実を信じて疑わない。その様子を見た南雲は寺西の様子を危惧した上で、犯人が「自首」「逃亡」「暴走」の3つのケースを図る可能性を指摘する。その後、塚原は事件の影響により職や大切な人からの信頼を失い見放されてしまう。そして塚原は最悪のケース「暴走」を開始、一般女性と里央を人質に籠城してしまう。そこで塚原が要求したのは、連続空き巣事件の真犯人を挙げることだった。
Xコントロールされた誘拐事件
2011年3月15日[注釈 2]中村功一佐藤源太
XI最後の真実…心が解ければ事件が解ける
2011年3月22日中村功一村上正典
かつての上司・藤本から窃盗事件のあった書店の本から父親を殺した犯人の指紋が採取されたことを聞いた里央。一方、謎の二人組に拘束された南雲は別れた妻子を人質に取られ、その加担を強制させられる。次の日、凶行犯捜査課は犯人の指名で誘拐事件を担当することになるが、誘拐されたのは南雲の教え子の千尋だった。そして犯人から電話が入り1億円を要求、さらに運搬役に南雲を指定する。犯人にコントロールされた状態にある安斉に千尋の命の危機を迫り1億円を支払うように迫り、里央は不信を抱く。やがて南雲の身に置かれた状況を知った里央は、警察の目を掻い潜って1億円を持った男を突き止めるが、1億円は既に奪われていた。
  • 原則一話完結であるが、IV・V、VIII・IX、X・XIは前後編。

注釈

  1. ^ ジョーカー 許されざる捜査官』の錦戸亮、『フリーター、家を買う。』の丸山隆平に続き、3クール連続で関ジャニ∞のメンバーが本枠にレギュラー出演を果たした。
  2. ^ 岩手めんこいテレビでは東日本大震災の関連報道のため、3月20日15:00から振替放送された。

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