ドンバロフスキー ドンバロフスキーの概要

ドンバロフスキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/10 09:04 UTC 版)

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人口は2003年で9600人とされる。

酪農、印刷業、林業などが行われており、軍事基地が存在する。現在ではヤースヌイ宇宙基地の射場としても利用され、民間のロケットの打ち上げも行われている。

軍事基地

ドンバロフスキーには以下の航空隊が駐留していた。

  • 412 IAP (第412要撃航空連隊) :1960年代初期にSu-9が、1970年代後半にはMiG-23Mが配備されていた。1993年に解体されている。
  • 763 IAP (第763要撃航空連隊) :1991年にMiG-23が配備されていた[1]とされる

また、ロシア戦略ロケット軍第31ロケット軍ロシア語版第13ロケット師団の駐屯地であり、1960年代半ばに建築が始まりソビエト連邦の最大のICBM基地となっていた。座標は北緯50度45分59秒、東経59度32分40秒。最初の基地司令官はDmitri Chaplyginであった[2]。戦略ロケット軍の10個部隊がこの地域に駐留しており、6-10のサイロを運用していた。運用のピーク時には合計64機のミサイルサイロが存在した。

ロシアの報道によると2002年にはこの数は52に減っており、配備されているミサイルで最も多いのはRS-20型とその派生型であった。ミサイル基地の映像はグーグルアースで簡単に見ることができ、Zhetykol湖の北東にミサイルサイロを見ることができる。近辺では3つの防壁のある建物が特徴的である。

2004年12月22日ロケット軍はこの基地からカムチャッカ半島R-36M2の試射を行った[3]。現在では航空基地は放棄されて荒廃している。


  1. ^ Aviatsiya PVO”. Aviabaza KPOI. 2012年1月22日閲覧。
  2. ^ Dombarovskiy (Yasny) ICBM site
  3. ^ Dombarovskiy”. Astronautix.com (2007年11月17日). 2008年5月15日閲覧。


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