初冠雪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 09:53 UTC 版)
初冠雪(はつかんせつ)とは、1年のうち、雪に覆われる時期とそうでない時期がある山岳において、夏を過ぎて(その年の最高気温を観測した日を過ぎた後から)初めて山頂に雪が積もって白くなること[1]。このような状態になることを日本語では「初冠雪を迎える」と表現する。日本で初冠雪は冬の訪れを推し量る指標として用いられ、気象庁では、気象現象として約80の山を対象に観測している。なお(山頂部に降雪したのみで)積雪の状態にならなければ初冠雪とは言わない。また、初冠雪がそのまま根雪となるとは限らない。
- ^ 富士山がうっすら雪化粧! ウェザーニュース 2018年9月28日閲覧
- ^ 富士山で初冠雪 気象台からも発表 ウェザーニュース 2018年9月28日閲覧
- ^ 甲府地方気象台 富士山初冠雪と発表 昨年より27日早く 毎日新聞 2018年9月28日閲覧
- ^ 富士山、9月7日の「初冠雪」取り消し 甲府地方気象台 毎日新聞社、2021年9月22日(2021年9月23日閲覧)
- ^ 四阿山(標高2354m)の他に横手山(標高2307m)などがある
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