LIfting‐bodyとは? わかりやすく解説

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リフティングボディ

(LIfting‐body から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 10:09 UTC 版)

リフティングボディ: Lifting body)は、機体を支える揚力を生み出すように空気力学的に工夫された形状を有する胴体のことである。遷音速から超音速域での飛行時に特に大きな抗力発生源となる通常の固定翼機型のを廃し、その分必要になる浮揚力を胴体から賄うために利用されることが多く、1960年代に開発されたアメリカの実験機M2シリーズやX-24などが本形態を採用した代表的機体である。


  1. ^ このような事実は小型のデルタ翼を有するスペースシャトルの設計を批判する材料ともなっている。なおスペースシャトルの胴体はある程度の揚力を発生するリフティングボディではあるが、大気圏中で浮揚に必要になる揚力の大部分は機体後部に取り付けられた翼から得ている。
  2. ^ Burnelli's Lifting Bodies A Photographic Chronology - ブルネリが設計した航空機の一覧とその写真もしくはイラストがある。
  3. ^ 実際、1940年以降にブルネリが構想した航空機は現代型のBWBに漸近している。なおブルネリの設計は全翼機に分類されている場合もある。


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